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宗教という言葉について解像度を上げてみた

久しぶりの調べてみたシリーズ。今回もかなり今更感が満載ですが宗教について調べてみましたw

そもそも宗教の定義はなに?例えで使われる『宗教』は良くないイメージが多いのはなぜ?普段生活する中で使用頻度は決して少なくない『宗教』について解像度を上げていきます。

まず宗教の起源は、古代において人類が宗教観や原始宗教を最初に持った時点・事象のことをさします。これは精神的起源と社会的起源に分けて考えることができ、それぞれの宗教が持つ固有の逸話的な起源である様々な創世神話とは区別されます。宗教の起源を解明する取り組みでは、人類の進化の過程で現われる宗教的行動から多くの情報が得られます。

人間が初めて宗教的になった時期は明確になっていませんが、宗教的行為の信頼できる証拠は中期旧石器時代(5-30万年前)から見つかっています。


古代エジプトとメソポタミアで宗教は成文化され宗教史が始まりまったとされます。そもそも宗教とは…


▶︎宗教
神または何らかのすぐれて尊く神聖なものに関する信仰。また、その教えやそれに基づく行いを指す



一般的に尊師や導師、神のような存在がいて、その対象を崇める集団を指すと思います。その姿が妄信的であり、他の考えを否定・批判し摩擦が起き衝突するため『宗教』という単語を聞くと良いイメージする人が少ないのではないでしょうか。


世界三大宗教は、仏教、キリスト教、イスラム教の三つです。


日本において宗教は、既存宗教としての日蓮宗、浄土真宗、曹洞宗、神道などがあります。また、明治以降に設立された宗派団体として、新興宗教があります。

新興宗教の中でも、1970年代以降にできた団体は、新新宗教などと区別される場合もあります。文部科学省の宗教統計調査は昭和24年から毎年12月31日に調査を行い、平成22年の年末には、全国社寺教会等宗教団体・教師・信者数として、総信者数1億9,961万7,278人という数字が出ています。


日本の総人口を上回っているこの数字には、一人の人が複数の宗教を信じているということになります。


お正月には神社へ初詣へ出かけ、葬儀は仏式、学校はキリスト教系のところへ通学し、結婚式は教会で、秋にはハロウィンパーティーを楽しむ、そんな日本人の姿は海外から見ると不思議な人種になるかもしれません。

このように改めて周りを観察してみると私たちの生活に常に携わる位置にあるの考え方の一つが宗教だと思います。


私が今回なぜ『宗教』にクローズアップしたかというと、近年話題になってきているオンラインサロンなどが宗教的だ。という批判されているのをみて『そもそも宗教的であると何が問題で何が良くないのか』と疑問を感じました。


物事には必ず表と裏があり良い側面と悪い側面があると思います。


こと宗教においても同様です。簡単に思いつくメリットとデメリットについてまとめてみました。


▶︎メリット

・権力的弱者や精神的弱者の救済や心の支えになる。
(愛する者の突然の死・自分の身に降りかかった辛い出来事・孤独感・死の恐怖の救済、善と悪の明確な区別、同じ信仰を持つもの同士の助け合いや分かち合いなどなど。)
・自分に新たな価値観が生まれ、人生を変える力が養われる。
・共通言語、共通認識
・同じような思いや考え方をしている人を結びつけ、ボランティア活動や助け合いが発生する。マンパワーが強い。



▶︎デメリット

・宗教に起因する紛争や戦争が多々ある。
・1つの価値観に縛られる傾向が強くなり自由意思が減少する。(妄信的)
・寄付という名の使途不明金を搾り取られる事がある。(詐欺集団)
・自己宗教観を押し付ける人がいる。
・集団犯罪・重犯罪・詐欺行為に貢献してしまうことがある。
・短絡的に考えて、神に結びつける事がある。(楽観主義)
・解釈を捻じ曲げ、科学の進歩の妨げる場合がある。


デメリットの方が数が多く一般的にニュースなどで取り上げられて露出度が高い内容が多いことがわかりました。結果的にどの項目も『よく知らない』『情報弱者』が標的になっていたり、自己理解なく他者理解もしない場合に問題が発生するように見受けられます。


しかしこの項目については宗教に限らず社会を生きていく上では当たり前のことで『情報弱者』は財産を搾取されやすく、『自己理解・他者理解』なく一方的な考えの押しつけをする者は摩擦が起き衝突します。


結論、オンラインサロンを入るのも自分次第で、入ったからといって何か変わる訳でもなく、自分自身で考え行動を起こさなければ『何もしていない』のと一緒だと思いました。


宗教についてもっと解像度を上げていくと『キリスト教』『仏教』『イスラム教』それぞれ歴史が深く、超大作になってしまうのでさわりだけ抜粋し紹介して終わりにさせて頂きます。





                                  以上





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