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ハッピースマイル! 笑顔は国境を越える(=´∀`)人(´∀`=)

笑顔って不思議。
溢れんばかりの笑顔の人に出会ったら、自然とこちらも笑顔になっちゃいます。
赤ちゃんは、愛らしい笑顔で大人の保護本能をくすぐります。
「おはよう」「こんにちは」「ありがとう」の挨拶も、
ゆったり微笑みながら交わすと
どんな仏頂面のあの人も、泣きっ面のこの人も、不安で落ち着かないその人も、
吊られて心がふわっと軽くなり、自然とあいさつの言葉がでてくるでしょう。

笑顔のパワーって、天井知らず。

私は、ピンチを笑顔で救われたこと数え切れず。
笑顔のない所はなんだか窮屈で苦しいし、物事の判断を「せいてはし存じやすくさせ」ます。緊張でガチガチ、ますます不安と失敗を呼び寄せます。
しかし、笑顔が自然とこぼれる時や所は
人と人とを繋ぎあわせて、適度な「ゆとり」という余白を与えてくれます。
大丈夫なんだという安心感が得られるので、多少の擦り傷程度の失敗は起こしても
致命傷には至らないものだと感じています。
あなたもそんな体験ありませんか?

私が勤める会社には、ベトナム人とネパール人の実習生さんがいらっしゃいます。
研修を受けながら日本人スタッフと共に介護のお仕事をされています。
たまたま彼女たちがそうなのかもしれませんが、
とても朗らかで明るく、笑顔を絶やしたことがありません。

それぞれの出身国では、高等教育を受けて医療現場で働くものの、給料が安く食べていけないと
夫や子供を国に残して日本に来ています。
慣れない日本語を使いこなして「はい!」「よろしくお願いします」と
笑顔を絶やさず懸命に働いてます。
時に和気藹々と日本人スタッフと仲良くおしゃべりしている様はまるで
「JK」=女子高生!(・∀・)wao!

彼女達のハキハキした物腰は、実年齢よりぐんと若く見える!
料理を食べることも作ることも大好きで、健康そのもの。実に頼もしい。
日本人スタッフや利用者様の評価もいい。
きっと、彼女達の若々しくて明るい笑顔が
心を揺さぶるんだと思います。
その笑顔はまるで「温かい春のお日様」のようだと、私は感じています。
彼女達の笑顔の源はどこにあるんだろう?
つい先日、その一つの答えに触れる機会がありました。

まだまだ残暑が厳しい毎日。
点在する高齢者介護施設を車で渡り歩いて、健康管理業務をしている私。
施設ごとの移動距離が、だいたい片道1時間ほど。
今年の夏は兎角暑くて、エアコンが効いたかと思えばエンジンを切り。で
暑さの苦手な私。顔には出さないようにと思いつつも、身体が相当堪えてました。

ひとりの実習生さんが「大丈夫ですか?」
と、冷たいお茶の入ったコップを差し出し声をかけてくれました。
「青空さんは、私たちが休憩している時も働いていて、ちゃんとご飯食べているか、飲み物飲んでいるか、疲れてないか。私たちいつも心配してるんです」
少し不安げな表情。

「ありがとう、ホッとするわ。気遣っていただいてとっても嬉しい」
飲み干したコップを渡し、お礼を言うと
「ホッとしてくれて良かったです!私も頑張る、青空さんも頑張って」
と溢れんばかりの笑顔で答えてくれた彼女。

喉はスッとしたけれど、心はポッカポカ。
ああ、なんて爽やかなおもてなしなんだろ!嫌な暑さが吹っ飛びました。

こんな軽やかなおもてなし、ここ最近受けたり、やった覚えあったかな?
彼女の相手を思いやる気持ちが、私に自然な笑顔を誘い出します。

生まれた国で、彼女は愛情深く大事に育てられたんだろうな。
家族や友人と、とても幸せに暮らしていたんだろうな。
心が満たされて成長している。
だから、相手をおもんばかる懐の深さを、自然な気遣いと笑顔で表現できるんだろうな。

と、そのように私は解釈しました。

そして、

今はこうやって日本という国に来て働いてはいるけど
いずれは国に帰るかもしれない彼女達。
「日本で学んだことが、家族や自国を豊かにすることにつながった。」
「日本もいろいろあるけれど、笑顔で暮らせる国なんだよ。」
そう体感してくれているならばありがたい。

と、そんな気持ちが自然と心に湧いたのは言うまでもありません。

たまたま、今ここで共に関わることができた彼女達。
コロナだ円安だと
暗いニュースで眉間に皺がよる毎日だけど
今ここで、小春日のような笑顔で働く実習生さん達に心救われました。
気遣いと明るい笑顔は人と人をつなげる。

彼女達の笑顔がこの日本でいつまでも溢れますよう、
大事に大事にご縁を繋げていけたらと思います。
しんどいやら窮屈やらと、文句ばかりの私に喝!
表情筋をほぐして、今日は夜まで朗らかに暮らします。
なかなか難しい?
今日がクリア出来たらきっと明日も大丈夫!
さあ、あなたも一緒に

ハッピースマイルで参りましょう!




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