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日記:23.02.04 「視線の設計」と「もういい風」

まず、画像は「視点の設計」とも「もういい風」とも関係ないです。

🐉 「もういい風」(カレーカレーグループ)を見た話

昨日は演劇を見た。
気がつけば、11月から毎月演劇を見ている。
11月 MORAL、温暖化の秋
12月 されど止まらず
01月 ある女子大生の誘惑
02月 もういい風
ちなみに、来月も「掃除機」を見に行く予定なので、私史上の連続記録を更新中である。
別に演劇クラスタではないのでたまたまである。
どちらかというと(元)映画ファンなので。
だが、最近は演劇への興味が高まっているのは事実。
逆に映画モチベは下がっている。

「もういい風」は日芸の演劇学科の現役生で構成される、カレーカレーグループの第2回公演だったらしい。
あえて暗転を使わないシームレスな場面転換は、幽霊っていう題材ともマッチしていて良かった。
演劇ならではの強みだなあ。

幽霊じゃない方の女の子が、普通っぽさとか表情とか自然な演技が良くて魅力的だった。なんか、今泉力哉の映画に出てきそうな感じ。
映像映えもしそうなので、ぜひ自主映画とか映像系にも出ていってほしい。
岸井ゆきのみたいな感じで売れそうな気配がある。

👨‍🦯 菅俊一「視線の設計」を見に行った話

また、今日は多摩美の菅俊一先生の「視線の設計」を見に行った。

「ゼミ展2023」と同じフロアでやっていたので少し迷った。
時間がなかったので、「ゼミ展2023」はさらっと見て、「視線の設計」の部屋に行った。

菅さんの展示を見るのは、
2019年の「正しくは、想像するしかない」以来かな?
その時の展示の1つにもあった【視線】っていうテーマを掘り下げたのが、今回の「視線の設計」という企画展だ(と思う)。

近年は専ら【デザインの基礎研究】をしている印象のある菅先生だが、
今回は、【視線のリバースエンジニアリング】という感じだった。
視線の仕組みを徹底的に解剖し、その特性を整理・分類した上で、1つ1つをわかりやすく記号化していた。

展示なので、もちろんそれ自体も作品として成立していて面白みがあるのだけど、プロトタイプという側面もあり、これらをベースにして、より壮大な作品や製品に発展させていくことができそうな感じがした。

菅先生自身もSNSで「作品というよりも、新しいものを生み出すための種のようなものを展示しています」と言っていたので、そういうことなのだろう。
アイデアに詰まった時とかに何度も振り返りたい系のやつなので、期間限定の企画展という形式だけの発表はもったいないと思う。図録とか本になったりすればいいのになあ。

ちなみに、立体の作品は全部3Dプリンタで作ったのだろうか。
メイキングとかあっても面白いかもですね。
って、日々バリクソ忙しそうなので、無理なのは承知で要望だけ書いておきます。

ちなみに、会場は東京ミッドタウンのデザインハブ内、時間は11:00〜18:00で入場無料!(日曜日は休廊なので注意!)
会期は 2/18日(土)まで。
らしいです。

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