見出し画像

なりキラーズ(NARIKILLERS) 2023/10/20

日記

・秋葉原で開催されているバンダイのなりきり玩具展示イベント「NARIKIRI WORLD 2023」へ行ってきた。仮面ライダーやスーパー戦隊、ウルトラマン等々の最新玩具が所狭しと並べられていて、新作のお披露目なんかもされている。

・特に目当ての展示物があるとか、物販に欲しいものがあるというわけではなかったのだけど、バンダイに首根っこ掴まれている身としては行っておかなければいけない気がした。

・来年公開されるファイズの新作映画に関する展示や参考出品のCSMも良かったけど、意外と心惹かれたのがBEAMSとコラボした「重火器に変形するキャリーケース」だ。特別企画であって商品化の予定等はないみたいだけど、実物を見ると「なぜBEAMSとコラボして重火器を」という困惑をワクワクが超えてくる。なんとなく、展示物の中で一番強く「おもちゃ」を感じたかもしれない。


・会場を後にして映画を観に行った。

・観たのは『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』。この映画、試写会に当選していたのに風邪を引いたせいで行けず、結局公開日の今日までお預けをくらっていた。

・舞台は1920年代のアメリカオクラホマ州オーセージ。この地域にはオーセージ族という先住民族が古くからの教えを守り暮らしていたが、ある時土地から石油が湧き出たのを機に外の人間が流入し、大規模な開発が行われることに。オーセージ族は石油資源によって収入を得て豊かな暮らしができるようになるが、やがて白人たちは殺人も厭わず彼らの財産を狙い始める……というおはなし。

・長い! 何よりもまず「長い」とは言わなければいけない。上映時間3時間26分。なんとなく観に行こうかなと思っている人が尻込みするくらいには長いし、終わってみたらあっという間!というわけでもない。ちゃんと3時間26分という時間を感じる。ただ、それは決して耐えられない嫌な長さではなく、贅沢に時間を使った良い長さだ。長く観られることが嬉しいし、ありがたい。

・実話をベースにした作品だと信じるのが難しいくらい何もかもが悪辣で、ごく自然な蔑みの視線や粛々と行われる殺人が苦しかった。ディカプリオやロバート・デ・ニーロ演じる白人の資産家が先住民族たちを外からバリバリと噛み砕き飲み込んでいくおぞましさが、長いからこそジワジワと感じられる。何が彼らを殺人にまで駆り立てるのだろうと思うけど、答えはお金でしかないんだよな。化物じみている。



・映画館のトイレがINAXだと一瞬「IMAXのトイレ!?」と思ってしまう。ロゴの色も似てるし。

・ちょっとこの写真の影あれだな。トイレの画像という情報があるとあれだな。もちろん指の影なんだけど、あれだな。


・そういえば、3日前に洗濯機にかけてしまい乾燥させていたイヤホンを恐る恐る起動したら何の問題もなく使えて驚いた。Bluetooth接続もノイズキャンセリングも音質も元のままだ。10分くらい洗濯機の中で回して、柔軟剤も入れていたのに。壊れていなかったのは嬉しいけど、あまりにも変わりなさすぎて怖い。逆にどうしたら壊れるんだよ。今、我が家で一番堅牢な箱はイヤホンのケースかもしれない。ここに通帳とか保管しようかな。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?