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くるまブーーーン　2022/11/04

ボディブ大社

日記

・ヒッ……怖い赤ちゃん……！！


・今日は人として真っ当な生き方ができた気がする。本を読み終えたし、この前途中で止めた映画を最後まで観られたし、ストレートネック対策のストレッチもできた。平日なのに……偉すぎ……。


・たなと先生の『PERFECT FIT』も読めた。

・BのLの漫画で、割と破廉恥のレールに乗って進んでいく系の作品ではあるものの、やっぱり人と人の間にある関係とか、個人の中に存在するグラデーションを描くのがすごく上手い。ただ、割といろんな方面の話を扱いつつ、それらの描きどころを全部、主人公である真下くんと田中に振っているので、一度読んだだけだとお話は少しわかりにくいかもしれない。何か大きな事件が起きるわけでもなく2人の関係が進展していくので、サラッと読むとサラっと読めてしまう。

・ただ、それは裏を返すと、深く読めばどれだけでもこの2人の関係に潜っていけるということで、セリフの細かなニュアンスや描写から真下くんの感情の動きを追ったりすれば何度でも出汁がとれる。最初から付き合う……というか関係を持って始まるタイプの恋愛だったので、わかりやすいゴールがあるわけでもないけど、だからこそ君ら不器用やね……とニタニタしながら2周目を読める気がする。次に読むときは、田中氏のスイッチがどこで入ったのかに注目して読みたい。

・あ、そういえば田中氏からの激しめアプローチ(?)に対して、作中でちゃんとハラスメントじゃない？という疑問が出ているのが良かった。こういうところをまぁ恋愛漫画だから〜となぁなぁにしないところが信頼できるぜ……。ちゃんと受け側のマジの悩みとか怒りを描いていた。

・この漫画の紹介で生まれつき1本腕の田中氏を「欠損」と表現している人がまぁまぁいたのだけど、こういう場合も「欠損」と言っていいのかな。「欠ける」も「損なう」も元からあるものが失われるということなので、ハナからないものをそう表現するのは正しいのか？障害を持つ方に失礼だとかそういう話ではなく、単に言葉として違和感を覚える……。生得的な場合も欠損と言うのか……？ わからん……。


・映画は『デス・プルーフ in グラインドハウス』を観た。

・「めちゃくちゃキモいジジィが車で女性を追い回す」というだけの話が2本立てになった映画。昔アメリカにあったB級映画を2本立てで上映する映画館を意識して、当時の変な映画へのオマージュと愛を炸裂させた作品らしいけど、私は全然詳しくないのでその方面から言えることはなにもない。

・ただただ、めちゃくちゃ面白かった…………と言うことしかできない。上映時間6割はストーリーに何の関係もない女性たちの他愛もない話で埋められているのだけど、その緩慢さのおかげでアクセル全開・エンジン爆発状態に入ったときの異常性が際立って最高〜〜〜〜〜〜〜。後半はニッコニコしながら画面を見つめていた。こんなにもよっしゃーーーーーー！！！！！！！と思いながら観た映画ってなかなかないよ。

・カート・ラッセル演じるストーカージジィがとことんキモくて良かった。本当にキモい。そのキモさの溜めが後半跳ねてくるので、なんて良質なキモさなんだろう……と心が震えた。



・最近割といろんなところに置いてある、中でオレンジを丸ごと絞ってジュースを出す自販機を初めて使った。潰れたオレンジの果肉が内部機構に詰まってるのなんか嫌だな……と思って見かけてもスルーしていたのだけど、喉の乾きと若干の好奇心に負けてしまった。

・正直ナメていたのだけど、飲んでみたら酸味が効いたかなりおいしいオレンジジュースでビックリした。一口家族に飲ませたら、「良いホテルのラウンジで飲むやつだ」との感想をもらえた。そうなの？

・抽出にかかる時間も1分程度だったし、コンビニの前とかに置いてあったらオレンジジュース界の覇権とれそう(1杯500円という値段はネックかも)。


・Mobage版アイドルマスターSideMのサービス終了がいよいよ発表された。運営縮小があったから、近いうちにこうなるのはわかっていたけど、いざ発表されると心にくるものがある。SideMというコンテンツ自体が終わるわけではないし、終わり方たぶん勇退的な感じだとはわかっていても、始まりであり、8年の積み重ねがある場所が閉まるのはやるせない。一応アーカイブと記念本を出す準備はしてくれているようなので、今はそれがどんなものになるのかを待ちつつ、やけくそ配布されたアイテムの数々でストーリーを骨の髄までしゃぶりつくすしかない。

・待ってろ事務所！！！！

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