神木隆之介の怪演

前回に引き続き、るろうに剣心出演者である

The Beginning公開までるろ剣ファミリーについて語ろうと思う


彼は幼い頃から天才子役として活躍し、今でも第一線を走っている

時には、芸能界という荒波に飲まれそうなこともあったと思う

しかし、今なお役者として活躍する姿に神木隆之介にとって「役者」は転職と言わざるを得ない

芸能界の酸いも甘いも知る演技を見ていくこととする

それでは、本題に入ろう

今日、たまたま時間ができたため『3月のライオン』を見た

その中での神木隆之介の演技に度肝を抜かれた

それは彼の目の動きだ

この作品は前編後編に分かれていて、

後編のあるシーンの目の使い方が絶妙すぎて

嘆息せざるを得なかった

そのシーンとはご覧になっていただければ分かるが

とある電話のシーンである

前髪の長さもあって、狂った様子がよく分かる

精神をきたしている人間の演じるのはとても難儀である

それをやってのける姿に映画・ドラマを好むものとして

「あなたが役者の道に進んでいて良かった」と伝えたくなった


前回、高橋一生は二面性を演じるにが上手いと書いたが

神木隆之介は個人的に「闇に堕ちた人間」を演じさせたら

ピカイチだと思う

彼はそれほど、人の内に抱く負の感情であったり

不遇な人生を観るものにわかりやすくアウトプットしてくれる

彼をバラエティー番組などで見かけると

負のイメージなど微塵も感じさせない

いろいろなところで「神木は人たらしだ」と言われている印象があるが

それは彼自身が持ち合わせている個性である

その個性を感じさせない演技力

それは幼い時からその世界でトップを走り続けた彼の努力の賜物だろう

そんな彼に個人的に今後演じて欲しいのは

世界を震撼させた連続殺人鬼と言ったところであろうか

19世紀末のロンドンを血の海に染めた「ジャック・ザ・リッパー」のような…


今回はこの程度で締めさせていただく

では、また


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