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東海高校の生徒による事件

悲しい事件が起きました。

義務教育学校で35年間の教員経験があり
自身の2人の子どもが中学受験をしている関係で
中学受験について、長年情報発信をしてきました。

その中で、中学受験までの親の在り方と
入学後の親の在り方を変えていかないと
折角の子どもの可能性を台無しにしてしまう
ということを常に訴えてきました。

東海中学・東海高校は、愛知県男子ではトップ校です。

先日お亡くなりになった、海部俊樹元首相の母校であり
14年連続で国公立大医学部合格者ランキングで1位
哲学者の梅原猛さんや建築家の黒川紀章さん
多数の国会議員等著名人を輩出している名門です。

林修さんや高須クリニックの高須克弥さんも卒業生です。

代々、東海を目指すご家庭も多いです。

しかし、それが仇になり
勉強しない息子を脅しのつもりで
包丁で刺し殺した事件も起きてます。

学校の説明では、コロナ禍で生徒の孤立感が増し
自分しか見えなくなったことも原因ではとありました。

コロナで突然卒業式や入学式、修学旅行が中止になり
精神的にまだまだ未熟な子どもたちにとって
追い詰められた時の精神的な負担は
大人が思う以上のものがあるように思えます。

親が気付かないのか?

高校生になると、成績も見せないケースが多く
自分の部屋にこもってしまえば、分からりません。

ただ言えることは、親子の接する時間が短いほど
子どもの心は見えずらくなるということです。

日頃からの親子の関係を見直す機会にしてほしい
そう心から願う出来事でした。

最後になってしまいましたが
被害にあわれた受験生に良い救済策がなされ
不運を嘆いたり、恨む気持ちが芽生えたりしないよう
祈るばかりです。

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