DâM-FunK: Japan Tour (2015/11/23)
レビュー日: 2015/10/24
最近は情報収集に慣れ、興味あるコンサートを見つけられるようになってきました。その一方、適当なホテルが空いていない日も、ざらにあるのが分かってきました。
自分の予定とコンサート内容、ホテルの三拍子が揃った時のみ、観に行けば良い訳です。知らないジャンルでも、興味あるコンサートが見つかった時は、なるべく行こうとしています。
タイトルのアーティストはまったく知りませんが、最近人気があるようです。Pファンク/西海岸ヒップホップのアーティストと思います。所属レーベルのStones Throwは、MadlibやJ Dilla、J Roccを扱っています。おそらく自分の許容範囲なので、チケットとホテルを予約しました。
レビュー日: 2015/11/24
所感
会場はイマイチでしたが、この人はオススメです。サービス精神溢れる人でした。
特徴
まったく知らない人だった為、事前に、所属レーベルやジャンル、曲の傾向を調べました。活動歴が長いようです。
扱うジャンルに特徴があります。80年代初期のL.A.のファンク/ソウルの知見が深い。
曲に乗せて、アドリブで歌う時があります。声が良いし上手い。また、キーボードを扱います。作曲のバリエーションと数が相当ある。
Snoop Doggと多く共演している背景から、ソウルとPファンク、西海岸ヒップホップに傾倒しているように思いました。
前座のDJ
主に90年代のヒップホップに関係するファンク/ソウルを掛けていました。懐かしいものが多く楽しめました。
Teddy RileyのNew Jack Swing系
Gang Starrの「Step In The Arena」
Ice Cube
DâM-FunK本人
前座と同じ傾向かと思いきや、最初からまさかのGファンクで驚きました。Gファンクの現在進行形があるならば、こうなるだろうと思いながら聴いていました。「The Chronic」や「Doggystyle」を知っていれば、より楽しめます。外国人を含むファンが多く来ていたようで、知っている人達は盛り上がっていました。
Gファンクと一言に言えど、彼の曲のバリエーションは広かったです。
西海岸ヒップホップや80年代のファンク/ソウルを、彼の曲にまったく違和感なく繋げる。
ヒップホップDJが昔の音楽を流す時、ヒップホップの元ネタの曲からラインナップし、聴き慣れているものが多い。この人のは聴いた事が無いものが殆どで、しかもどれも良い曲でした。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?