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【社労士試験】予備校・教材選びより大事なこと


■ はじめに

具体的な学習方法のご紹介に入る前に、今回の記事ではその前提としての「学習方法の向き合い方」に関する、私の考えを書いていきたいと思います。


「学習方法に正解はない」

社労士試験と向き合う皆さんに私がまず申し上げたいこと、
それは「学習方法に正解はない」ということです。
少しぶっきらぼうな表現をすると、タイトルにある通り「学習方法なんてのは、別になんだっていい。」んです。

私たちの目指すべきゴールはなに?

それは、「学習方法」はあくまで「手段」だからです

「模試」は「手段」の1つであると、前回の記事で書きました。
それと同じで、学習方法である「勉強の進め方・教材選び」も、「本試験で合格点を取るため」というゴール(目的)に対する「手段」の1つなのです。

「目的と手段を混同してはいけない」
よく言われるこの言葉の意味は、社労士試験においても同じということです。

「社労士の学習ってどうやって進めたら良いんだろう?」
「通信・通学・独学?」
「テキストは何を使えばいいの?」

学習を始めて間もない方は、多くの疑問があると思います。
私も悩みました。誰しもが通る道です。

魅力的な商品、講座は多いです。
本屋に行けば多くの参考書が並び、インターネットには様々なカリキュラムを用意した予備校の情報が溢れています。
SNSには使用した感想が溢れています。
魅力に惹かれ、あれこれ手を出したくなる気持ちは誰にでもあります。
この商品や講座選びにこだわること、これこそが「目的と手段の混同」であり、泥沼にハマりかねません。

再度申し上げますが、私たちがこだわるのは「合格点を取る」ということで、「教材選び」「学習方法選び」ではないということです。
資格学校・教材にお金を落とすために学習をしている訳ではなく、社労士試験の合格のためにお金を出しているのです。

この「目的」と「手段」を分けて考えることは、当たり前のようでなかなか意識されていないように感じています。

自分なりのピースを見つけましょう

「そんなこと言われたって、じゃあどうすればいいんだよ」
と思う方もいらっしゃるでしょう。

大切なのは、色々試して(真似して)「自分なりの学習方法を見つける」ことです。
人によって置かれている状況(年齢、職業など)は違いますから、自分に合う学習方法を見つけることが重要です。
私の場合は、まずは、ある方の勉強方法をそっくり真似してみました。
その後で、他の方の提案する学習方法を組み合わせたりして、自分なりの学習方法を確立してきました。

これは、パズルのピースのような関係だと私は考えています。
「自分が持っているピース」と「学習方法のピース」がうまく合致したときに、始めて合格点に達するのです。

でこぼこの大きさもみんな違うし、ピースの大きさも違う。

学習方法を参考にする上で注意したいこと:「短期合格」というキーワード、アフェリエイト誘導

インターネットには、合格者の体験談や学習方法が様々発信されています。

これらを参考にする際に、個人的に注意してほしいことが2点あります。

1つ目は、「短期合格」というキーワードについて。
「○ヶ月で合格した」「一発合格」など、魅力的なキーワードを用いて記事を書かれている方も多いです。
それらは誰もが目指したい目標ですが、そのやり方を真似ることにこだわりすぎるのは危険です。
例えば、実務経験がある方とそうでない方には、前提となる知識に差があることは明確です。そのような実務経験を積んでいる方とそうでない方では、同じ学習方法をとっても「短期合格」の可能性は異なります。

2つ目は、「アフェリエイト」記事について。
大切なのは「この記事は、受験生目線で教材をおすすめしているのだろうか?」という視点を持って、記事を参考にしてみることです。
※私はアフェリエイトの仕組み自体を批判しているわけではありません。

繰り返しますが、いずれの場合もパズルのピースを意識することが大切です。
ピースが合うように色々試してみて、改善していくことで自分なりの学習方法を見つけていきましょう。


私の学習方法も正解ではない

私がnoteで提案している学習方法も正解ではありません。
みなさんが「本試験で合格点を取る」というゴールに向かうための「一要素」です。

では、今回の記事の内容を簡単にまとめます。

  • 私たちがこだわることは、「ゴール(目的)」。 →それは「本試験で合格点を取る」ということ。

  • ゴール(目的)に到達するための手段が「学習方法」である。

  • 「学習方法」には正解はない。→自分なりの学習方法(ピース)を見つけることが大切。

■ おわりに

今回は、自身の経験を振り返って学習を進める上で大切にしたい視点だと考えたため、抽象的な話を書かせていただきました。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。


学習法の記事まとめ

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