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英語のspellingを言わせることについて

中学校の英語の授業はティームティーチングをすることが多いです。ALTとのTTもありますし、日本人教師同士のTTもあります。この日本人同士のTTで学ぶことがたくさんあります。自分も年配の先生とTTを組むことで、昔ながらの英語教授法で長年にわたって生き続けている方法を自分の授業に取り入れていることがありますし、逆に若い先生とTTを組むことで、新しい考えが自分にいい影響を与えてくれることがたくさんあります。

今回は英単語のspellingを生徒に言わせることについて感じたことを。

今自分は若手の先生の授業にT2として(補助的役割?)4時間中1時間授業に行っています。その若手の先生は授業がとても上手で、自分も参考にすることがたくさんあるのですが、先日授業最初のsmall talkでWhat day is it today?と質問してIt's Thursday.と言わせる場面があり、そのあと、How do you spell "Thursday"?と生徒に追加の質問をしていました。生徒はT H U R S D A Yとアルファベットをいうわけです。

私も若いときは生徒にspellingを言わせていたことがよくありますが、仮にその単語を書けるとしても、spellingを言えることと相関関係はない、と感じることがあり、それ以来やめています。これは自分の実体験からで、すらすらっとその書けるのに、spellingを言ってと言われてもすぐに言えないなあと感じることが多々あったからです。

おそらく、この若手の先生は、Thursdayのspellingを覚えさせるために言わせたのでしょうが、言えたからいって書けるようになるわけではないなと思います。

やはり書けるようになるためには、指で机の上に書いてみるとか、Th, ur, s, d, ayに分けて、それぞれの読み方を教え、urであれば、furやhurt、ayであればwayやbayを例として出してspllelingと発音を一致させるような指導をするべきだなと思いました。

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