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(企画)柿崎零華の古畑任三郎マニア雑談~第1回「中森明菜編」~

こんにちは!!柿崎零華です!!いかがお過ごしでしょうか。

最近は体調が悪くなってるため、少しペースを落として書いています。

今回は全42回の新企画をやっていきたいと思います。題して「柿崎零華の古畑任三郎マニア雑談」をやってきたいと思います。

この企画は、古畑任三郎マニアである私、柿崎零華が1話ずつ感想などを語っていくただの雑談コーナーです。

今日は古畑任三郎シリーズ記念すべき第1話の「死者からの伝言」をお送りしたいと思います。

このドラマはサスペンスドラマとして、元々犯人が分かっているという設定で物語が始まり、脚本は三谷幸喜さん、主演は田村正和さんでレギュラー出演者には西村雅彦さんなどを名を連ねて始まりました。

今回の内容は、「漫画家の小石川ちなみが恋人だった男性から、自分が遊ばれていたのに気づき、復讐で男性を地下室に閉じ込め窒息死させました。しかし、偶然にも立ち往生していた古畑が、ちなみの家に訪ねるのであった」というものです。

今回の犯人役は、当時トップアイドルとして人気を博していた「中森明菜さん」。脚本を務めた三谷幸喜さんが好きな芸能人だったため、起用したらしいです。

今回のポイントは、2つあります。

まず1つ目は、BGMが無い所です。

このドラマでこの回だけなんですが、BGMが最後のシーンまで一切流れないんです。でもこの回での臨場感や緊迫感などが伝わる、そんな面白さもポイントです。
第2回目からは普通にBGMが流れるんで、恐らくこの時はBGMが間に合わなかったのか、それともわざと入れなかったのか、わかりませんが、決してBGMが無しでダメだったわけではなく、それもそれで、面白さや緊迫感などが感じて、とても楽しめる話であります。

次に2つ目は中森明菜さんの起用です。

当時ドラマなどの女優でも活躍していた中森明菜さんを起用して、このドラマはある意味の成功を収めました。
犯人役という重大なキャスティングに、犯人役を滅多にやらない中森明菜さんをキャスティングしたのは、意外性と脚本を担当した三谷幸喜さんの実力も感じられました。
今回の鍵である殺人動機は復讐という設定なので、一つでもキャスティングをミスると、全てがダメになってしまいます。
中森明菜さんが演じることによって、裏表が分からないけど、実は内心嫉妬で固まっているというキャラクターを見事に完成していました。

それに自分が見ての感想ですが、結構面白かったです。
初回は一番肝心なところで、何かインパクトを残したいというドラマが多いですが、登場人物は古畑と小石川ちなみと西村雅彦さん演じる今泉だけや、ほとんどが家だけのシーンなので、とてもシンプルに感じましたが、結構印象に残って、凄く犯人に同情するという結構ある意味のインパクトを感じました。

結構最後のシーンは感動するという、このドラマでは珍しい構成なので、結構それも楽しめると思います。

短かったですが、こんなところにしたいと思います。

ご覧いただきありがとうございます。

次回お会いしましょう

柿崎零華でした!!

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