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子供はいつも大人たちの会話から置いていかれる

無事、両家顔合わせが終わりました。

初対面で緊張している両親たちのために、私と彼で会話を繋がないとと思っていたのもつかの間。途中からうちの両親の独擅場となり、父も母もよくしゃべる。それに刺激されたのか彼のご両親もおしゃべりになり、大変盛り上がっていました。

それにしてもお義父さん、私と彼とお義母さんの4人で出かけた時はあんなに静かだったのに・・・!先に知り合った私よりぐっと距離が縮まっていて、ちょっと羨ましいぞ。なんだかうちの両親に負けた気がしてなりません。笑


夫婦になる私たちをそっちのけで、とても盛り上がっている両親たち。
仕事の話から始まり、親戚のこと、趣味のこと、最後にはジャニーズや藤井風のライブの話で笑い転げていました。(お義母さんがジャニーズ、うちの母が藤井風好き)

この置いていかれる感じ、既視感があるぞ・・・!
大人だけ盛り上がって子供たちはとてもつまらなかった、幼いころの親戚の集まりにそっくりじゃないか。私はもう大人になったはずだけど、まだこんな気持ちになる時があるのだなあと変に面白い時間でした。


特に、両親の仕事の話は時間が流れるのが遅かった(失礼)
うちの両親の仕事話は何百回も聞いているし、彼のご両親のお仕事はかなり複雑で難しい内容だし(それでも彼のご両親のお話は面白かったです)


 |   彼 お義母さん お義父さん
扉|   私 うちの母  うちの父
お食事会の座席順

↑ こんな感じで座っていたのですが、彼のお義父さんとうちの父が仕事や小難しい話で盛り上がるものだから、反対岸の私と彼はとても暇になっていました。かといって、両親たちは誰もお料理に手をつけずに話したり相槌を打っているので、私たちだけ美味しくいただくわけにもいかないし。

せっかく美味しいお料理を選んだのに~!と心の内で泣きながら、煮立っていくすき焼きの小鍋を眺めつつ私も相槌を打っていました。笑

しかし最後には私も彼も完全に暇を持て余してしまい、両親たちにバレないように変顔して笑いをこらえながら過ごしていました(おい)


2時間を予定していた食事会は、おしゃべりが止まらずに3時間へと延長。
終わるころには、もうさすがに帰ろうと言いたいくらいだった。笑
とりあえず両家の相性が良好そうでよかった!

これで、誰もそんなに話さずに最後まで私と彼で会話を繋ぐお食事会になっていたら地獄ですからね。
みんなおしゃべり好きで、仲良くなれそうでよかった~!


最後に、両父親に婚姻届の証人欄へ記入してもらいました。
記入してくれる父の姿を見ると、彼と夫婦になるのだなと少し実感が湧いてきて、嬉しいような少し寂しいような気持に包まれました。

もうすぐ、私は新しい姓になる。
新しい家族の形ができるんだ。

なんだか不思議で、こそばゆい気持ちです。

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