見出し画像

ブーメランで成長する母

先日アフタースクールの先生に、娘の言葉がきついと報告を受けた。

小学校低学年の女子だし、他の子もそれなりに言い方がきつかったりするようだけど、娘はその中でも特にきつい部類らしい。声も大きく、言い方もきつい。
先生には遠慮がちに、「お母さんからも娘ちゃんと、このことについてお話ししていただけると助かります~」と言われてしまった。

薄々感じてはいたけれども、改めて先生に言われるってことは結構なレベルなんだよな。夫にも報告したところ、主張できるのは悪いことじゃないしほっとけばと。それもそうよねとは思うが、周囲とはできるだけ平和な関係を築いてほしいなぁとも思ってしまう。これは私の価値観の押し付けか。

はっきり自己主張するのが悪いとは思わないけど、人を傷つけるような言い方はしてほしくない。いろいろ考えた末、娘には次のようなことを伝えた。

相手に何か気持ちを伝えたいときは、きつい言葉を使うより、わかりやすい言葉で落ち着いて伝えたほうが自分の気持ちが伝わると思うよ。お互い嫌な気持ちにならないし。
突然怒った言い方されたら、相手はびっくりするし嫌な気持ちになったりするよね。
近くでお話ししてるとき、大きな声を出す必要はないよね。

娘に言いながら、この言葉がブーメランとなって自分にザクザクと刺さってくるのを感じた。普段私が娘にやってることじゃん…きつい言葉を使う、強い言い方をする、大きな声を出す。まさに私のことだ。

そんなこんなで、娘と私は「わかりやすく相手に伝える」キャンペーンを開催中。娘に諭すからには自分だって実行せねば。ということで、いつもの調子で「早くお風呂入りなさいって言ってるでしょ!!」と大声で叫びたくなるところを、「きりのいいところでお風呂入ってね」と言ってみたりしている。いざやってみると、悪くない。いつまで続くかわかんないけど、娘と二人で頑張ってみよう。

最近娘に何かを伝えながら「これって自分もできてないよなぁ」とか、「最近気付いた真理だよな」とか思うことがある。今の私の子育てはブーメラン式で、娘に教えることは自分に跳ね返ってきて、自分も成長を求められる。そんな毎日。




この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?