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『パリ・オペラ座ー響き合う芸術の殿堂』(アーティゾン美術館)

2023年1月6日(金)、東京都中央区京橋の「アーティゾン美術館」に、『パリ・オペラ座ー響き合う芸術の殿堂』を観に行きました。(2月5日(日)まで開催)

私は、バレエやオペラを観ることはあまりないのですが、舞台をみることに関心があって、以前から関心を持っていた展示会です。新年早々、行くことが出来て良かったと思います。

構成は以下のとおりでした。
序曲:ガルニエ宮の誕生
第Ⅰ幕:17世紀と18世紀
 1.「偉大なる世紀」の仕掛けと夢幻劇
 2.音楽つきの「雅宴画」(フェート・ギャラント)
 3.新古典主義の美的変革
第Ⅱ幕:19世紀〔1〕
 1.ル・ペルティエ劇場
 2.グランド・オペラ
 3.ロマンティック・バレエ
 4.装飾職人と衣装画家
第Ⅲ幕:19世紀〔2〕
 1.グランド・オペラの刷新
 2.ドガとオペラ座
 3.劇場を描く画家たち
 4.ヴァーグナーの美学
第Ⅳ幕:20世紀と21世紀
 1.バレエ・リュス
 2.近代芸術とオペラ座
 3.画家・デザイナーと舞台芸術
 4.演出家と振付家のオペラ
エピローグ:オペラ・バスティーユ

しかし、情報量が多かったです。2時間半ほど館内にいたのですが、私の事前知識不足や勉強不足もあり、とても処理することが出来ませんでした。
バレエの一幕や踊り手達を描いた絵が多く展示されていました。その中でも、私が印象に残ったのは、ルイ14世についてや、仮面舞踏会やジャポネスク、シャガールの絵などでした。
バレエやオペラにもっと詳しかったら、もっと楽しむことが出来たのではないかと思います。グッズ売り場に、鈴木晶さんがオペラ座について書いた本や、芳賀直子さんがバレエの歴史について書いた本が置いてあり、目に留まりました。今回は購入しなかったのですが、いつか読んでみたいと思います。

あと、建物4階に石橋財団のコレクションが展示されていました。こちらはスマホから聞ける音声ガイドあります。ピカソの『腕を組んですわるサルタンバンク』など、美術の教科書で見たような絵が多く展示されており、感動しました。帰りに、石橋財団コレクションの図録を購入したぐらいです。

展示会に行くだけでなく、並行して図書館で調べるなど、学びを深めていきたいと思います。

追記:
私はフランスに行ったことがありません。仮にフランスのパリに行けても、「オペラ座」にまでは入ることは出来ないだろうと思っていました。しかし、オペラ座に入ったことある方がいて、オペラ座の4階は安く入ることが出来るような話を聞きました。達成できるかは分かりませんが、夢の一つとして温めておきたいと思います。

以上です。

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