社会人生活のはじまり【Week3】
気がつけば桜が完全に散ってしまった社会人3週目。
入社式以来の出社に始まり、さらに2日出社。対面で聞く・話すができるのはやっぱりよい。オンラインでのコミュニケーションに自分が慣れていないだけなのだけども。オンライン上だと不要な遠慮をしてしまう。
「オンラインと対面だと感覚違いますよね」と研修チームに相談したら、「どうにかうまくできる方法考えたいんだけどねぇ…」と申し訳なさそうにされてしまった。
研修の組み立ての工夫は何かできるのかもしれないけど、個人の適応能力の問題の方がまだ大きい気がする。
対面だとなんとなく感じる空気感に頼れない状況で何ができるか。まん防が出てしまっていることもあり、まだまだオンラインメインは続く。
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2週間が経過し、研修チームと個人面談。冒頭で「淡々と研修をこなしていますね」と言われた。可もなく不可もなく、ということなのだろうか。
社会人として求められるレベルと、これまでの自分が培ってきたもののギャップに気づかされる日々。自分の得意なことだから前に出てみるみたいな気持ちの余裕はあまりない。
この1週間で頑張ったなぁと思うのは、「自分が行動すると考えたときの違和感に気づくこと」「困っていることがあったら、いっしょに考えたり、自分が知っていることを共有したりすること」。
得意なことで頑張る、というよりは、この状況で自分ができることは何か考えて、持っている能力の範囲でやりきることが大事なんだなぁと思った。
なんでもかんでもやってみるのも必要だけど、研修生というチームの成長の最大化を実現するために取るべき行動があるのだということ。
個人の成長だけでなく、チームの成長にどう貢献できるのかは配属になったあとも間違いなく大事になることを実感した。
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この4月で社会人4年目になった、高校の同期に会ってきた。
最近はチームと仕事機会に恵まれ、社内表彰もいただいたようで、楽しく働いているらしい。
社会人の世界へようこそと言わんばかりに、「研修はどう?」「どういう仕事をする予定?」といろいろ聞いてくれた。
社外のつながりを持っておくことも大事。また落ち着いたら語り合いたい。
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「すでに数年経験した安心感がある」と、社内の同期の何人かから言われた。悪いことは言われてないのだけど、なんかモヤモヤ…。
能力面ではまだまだこれから育てなければいけないことばかりで、実力こそが物を言う世界で、雰囲気に惑わされないようにしないと。
4月も後半へ。再来週には大型連休。
研修慣れになりすぎないよう、また気を引き締めて頑張っていかねば。
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