見出し画像

ちょっとグローバル。

Twitterでたまたま流れてきたツイートで知った国連のアンケート。
国連設立から75周年であり、次の25年を考えるために、全世界に対して「2045年に向けて世界がどうありたいか」をアンケートで集約しているそう。

設問は7つ。そのうち6つはが選択式。英語原文もそんなに難しい単語は使っていないけど、日本からのアクセスは勝手に日本語に翻訳してくれるようなので、英語力に不安のある人も答えられるはず。

設問はSDGsと国際協調を意識している気がする。でも、先進国と発展途上国で明らかに差が出るような選択肢ではないあたりが、よく考えられているなぁと思う。
(裏返せば、国の社会発展レベルに関係なく社会的課題であることが列挙されているともいえるのだけれど)

国際機関、英語、世界の話…などというと、なかなか壮大な話でとっつきづらい人もいるのかもしれないなぁと思いつつのシェア。
「グローバルは自分には関係ない」と思う人もきっといるのだろうけど、
「グローバルであること」は「英語が話せること」でも、「世界のことを自分事として真に向き合えること」でもないと、自分は思う。

リーディング/ライティングはともかく、スピーキングは得意ではない自分にとって、「言葉や文化の違いのハードルを越えていくこと」ができれば、それはもうグローバル。世界へ飛び込むことに抵抗や障壁を感じないともいうのかも。自分はそういう気持ちを大事に、世界に飛び込みたい。

言葉や文化という国ごとの共通言語が現代社会にはあるけれども、「好きなものを食べたい」「勉強したい」「誰かとおしゃべりしたい」みたいな人間として生きていく上での安心や欲求は、言葉や文化が違っても同じ考えをもつ人が世界のどこかにいるはず。じゃあ、どうやったらみんなに実現できるんだろうって考えあえたらすてきだなぁと思う。

研究室のメンバーの半分は留学生で、海外初体験もしたからこそ、こう考えるのかもしれないけど、「グローバル」が大きすぎず、もうちょっと身近なものだとしたらいいのになぁ。

冒頭のアンケートは回答したら、同世代・全世界の回答を見ることもできる。自分が回答した段階ではおよそ23万人。
25年後は人生もきっと折り返そうとしている頃。どんな世の中になっているのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?