ほろ苦い初恋を糧にして。
中学校2年2組にて
中学生に上がるまで、私は恋愛という恋愛をしたことがありませんでした。回りの友人の中には小学校の頃から付き合っている子がいたり、好きな子がいたり、私は恋愛にまるで興味がなかったので「ふーん」っと言った様子で話を聞いていました。
中学生になり心なしか異性を意識し始めるようになりました。
中学2年の始業式、クラス分けが行われ、不安と期待が入り交じった気持ちで新しいクラスメイトと会うのを心待ちにしていました。
始業式が終わり、特に廊下で無駄話をする訳でもなく、早めに新しい教室の自席に座ってぼーっとしていました。そうしながら、次々と教室の小さなドアから入ってくる新しいクラスメイトを見ていました。
思いがけない瞬間、衝撃が走りました。
教室に入ってきたクラスメイトの女の子が、とてつもなく可愛かったのです。容姿も雰囲気も非の打ち所がありませんでした。
まさに人目惚れでした。
本日はここまで。明日はこのつづきから。今日も清らかな一日を!
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