体型の呪縛から解かれた話②-2
本部に異動になり、運動量が愕然と減りヒョヒョロだった体型は一度標準に戻ります。
そこからはほぼキープ出来ており、過食嘔吐もせず平和な日々を過ごしてました。
ですが仕事でなかなか自分の思う仕事ができずモヤモヤしていました。そしてそのタイミングで異動の話。右左わからないメンズでしたが仕事を早く覚えたく飛び込みました。
環境の変化によるストレス、経験値がない自分への失望、上司の言葉が全て棘に思える。
なぜ周りは助けてくれないのかと
ずっと思っていました。
出来ない自分を責め続けて、そのストレスを食べ物にぶつけていました。
菓子パンやお菓子をひたすら詰める、胃が苦しくなるまで。そんな生活をし体重は人生過去最高になりました。
同時に希死念慮も生まれ、どうしようもない気持ちを解消する為に吐く行為を始めました。
肌を切れない、臆病な私がとった見えない自傷行為です。
吐くことでスッキリする。嫌な事も全部トイレに流してました。
慣れてくると、吐けなくなる。
吐けなくなる自分がいけないんじゃないかと
どんどん攻め続ける方へ
ボロボロになりながら、夜中フラフラ散歩して
当時車の通りが多いところに住んでいたので
普通に今飛び込めば…と光が飛び交う道路を眺めながらボォっと歩きました。
ついに朝、電車に乗った瞬間に涙が止まらない
会社でも止まらない
もうダメだ、病院行こうと
思い立った朝に泣きながら診断書をもらい
そのままお休みをしました。
服が嫌いになりかけた自分と
重たい体を抱えて、1ヶ月半ほど
その間は友達、家族に支えられました。
結局、迷惑をかけられないからと
早い段階で復職しました。
コロナ禍もあって復職に影響はなかったのですが
いくら休んでも環境なんて変わらないし
自分から変わらないといけないんだと
悟りを開いちゃいましたね。
つづきます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?