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三つの大きな死

自分の人生において、

1970年の三島由紀夫の死

1989年の昭和天皇の死

2022年の安倍晋三の死

この三つの死は、とりわけ大きかったな、と思う。

近親者、知人の死とはまるで別の意味で。

その死のインパクトを消化し切れないまま、自分の寿命を迎えるんだろうな、と思う。

追悼とか哀悼とか、そういう自分の心の処理では追いつかない。心の一部が痺れたまま、二度の回復しない、というか。

それでも、この三つの死と、三つの生について、自分は死ぬまで考え続け、何か理解しようとするんだろうな、と思う。

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