見出し画像

アバウトタイム

好きな映画を聞かれた時、
1〜3番目に絶対答える1つがアバウトタイム。
なんで1番目って言い切れないかと言うと、
その時の気分とか、答える相手によって
答える順番は変わるから。

あーなんか久しぶりに見たいなって思って
ネトフリで見てたんですよね。
で、あと20分をどうしても見れない状況になり
諦めて次の日見ようとしたら
ラインナップから消えてました...🙄
からプライムで300円出して
残り20分をみると言う...
これは余談。

映画は大学3年生くらいから、
普通の人よりは本数を見るくらいには好き
に変わった気がする。
映画館も好きだし、家で見る映画も好き。
大学3年生くらいから好きな理由は多分、
就活という当時の自分にとって闇だったものから
2時間程度違う場所に連れ出してくれるから
好きになった気がする。多分。

そんなこんなで、年間50〜60くらいは
映画を見ていて2年前くらいから見た映画を
2〜3文の感想とまとめて記録に残している。

で、アバウトタイムを見終わった
今回の感想をいつも通り
2〜3文に書き起こしてから、
過去に見た映画の感想たちを見返してみた。

そこでふと気づいた。
特に好きと記憶してる洋画に対しての感想が
だいぶ似通っていることを。
そして、それは私の悩みとか不安に対する
解を与えてくれるから好きなんだろうな、と。

アバウトタイムは、
タイムトラベルができる主人公の話ですが
過去を変えることよりも
普通の日を普通に過ごして
どんな日かを知った上で
もう1度落ち着いて過ごしてみると
見落としてた素敵なことに出会えるよ。
みたいなことを言ってるんだと思ってます。

つまるところ、今という瞬間を
大切に過ごしなさいということだと思う。

で、なんで私の悩みとか不安をこれが
解決してくれるのかというと
悩みとか不安の種を見つけた時に
今まで起きてきた過去のことと結びつけて
起るかわからない未来を想像するから
悩みとか不安になるんだと思っていて。
でも、その起こったことが想像している
その未来に変わるかどうかなんてわからないし
なんかの本によるとその確率は13%程度とのこと
絶対値としてみたらどうみても低いだろう。
だったら、起るかわからない未来のことや
変えることのできない過去に思いを馳せるより
今目の前にある素敵なことをさがすことの方が
どう考えても有意義なんじゃなかろうかと
思ってしまう。

なおかつ、アバウトタイムでは
普通に過ごすと、不安や緊張で
つい見落としてしまうことが多いけど
落ち着いて過ごすと素晴らしい瞬間に
気づけるみたいなことを言ってる。
不安も緊張もつまるところ、
起るかわからないことに対する感情だろう。
だから、今目の前にあるものに目を向けて
それを穏やかに観察することで
今という時間が愛おしいものに変わるって
ことなんじゃないのかなぁって思っている。

悩みとか不安がある人がいたら
アバウトタイム見てほしいな、と思った
とある金曜の夜でした。
ちゃんちゃん。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?