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LiFE.002 「歌う父ちゃん」のうらばなし。

2018年8月6日(月)、原爆の日でもあるこの日に、栃木県の那須塩原市にあるchusに向かい車を走らせる。

深谷から、桐生、日光へと抜けていく122号線、鹿沼や宇都宮方面をぬけるよりも、緑が多く、わたらせ渓谷鉄道と並走し、日光東照宮まで一本で、好きなルートだ。

基本、高速は使わない、これは昔からで、もちろん節約という面もあるが、高速だと景色が変わらないし、街並みを感じられない、ワープみたいでとても便利、ただ何もない宇宙空間ならまだしも、せっかく旅(ドライブ)をしているのにあっけない。

もちろん、車内で流れている音楽は小久保淳平さんのアルバム「あかるいみらい」だ。

あっかるいみらいを夢みて~♪

うん、まさに原爆の日に聞くのに適した言葉たち。

chusでのライブは2回目、昨年は1人旅だったが、今回は家族をつれて。

この後、インタビューを行う時はできるだけ家族もつれていき、前後は家族で楽しむようにしたのも、小久保さんのスタイルに影響を受けて模範しているという部分もある。

小久保さんは、北九州を拠点にしながらギター片手に、奥様やお子様と一緒にキャンピングカーで全国を巡っている、この家族単位で動いている感じが、僕はとても素敵だなと思う。

小久保さんと、奥様に軽くご挨拶をして、ライブ鑑賞、息子も僕もノリノリである、ただし僕は心の中でノッテいるので、残念ながら周りからみてノリノリだとは思われないだろう。

ライブはもちろん感動、間違いない。

翌日、早朝、2Fフリースペースで、小久保さんを待つ、ドキドキ。

「こんにちは、どうもー。」

「おはようございます!宜しくお願いします。」

超絶緊張した、ストックした質問もだいぶ余ってしまった。

と同時に、なんて幸せな時間だったんだろう、このフリーぺーパーやウェブメディア制作を快諾してくれた会社、実現に向けて賛同していただきアドバイスをくれたり助けてくれた方々、色々な方のGOのお陰で、こういった活動ができているのである。

熊谷周辺への地域貢献はもちろん、全国の悩んでる人、10000人の元気な人ではなく悩みをかかえている1人に情報が届いて、少しでも前向きにプラスになるような記事が増えるように頑張っていこう。

そう、取材を終え決意する。

もちろん、その1人に届くかどうかもわからないし、届いたところで何も変わらないかもしれない、もしかしたらこの活動自体が無駄なことなのかもしれない、本当は小久保さんのように、熊谷で生まれた1人のヒキコモリの心に届いたような唄が作れたら最高だけど、それはできないので、自分ができる範囲で、できることを、届くと信じて。

to be continued...

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KUMAGAYALiFEは埼玉県熊谷市の小さなメディアです。
「LiFE=人生」の大部分を占める「仕事」を軸にしつつ、多様性を尊重し、様々な個性を持ったキラリと輝く人たちの情報をお届けします。

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こんな地方のクズを支援してくださる…パパ…いやいや…あしながおじさん…いらっしゃるのかしら。