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12月17日(土) 曇りのち雨

 キムチ鍋を食べる。白菜、長ネギ、えのき、豚肉、タラ、ワタリガニ、そして白子。たくさんの食材を昼間スーパーで買い込んできた。白子は多分初めて食べる。見た目はぶよぶよの脳みそみたいであまり美味しそうには見えない。
 肉と野菜、カニがある程度煮えたら、タラと白子を投入。お気に入りの土鍋の中で赤いスープがグラグラ言っている。蓋を閉めてしばらく待ち、もう一度開けるとくたくたに柔らかくなった野菜、赤くなったカニとタラ、ぶよぶよの脳みそがグラグラふつふつ煮えている。地獄ってこんな感じかも。
 初めて食べた白子の感想は、「まあまあ」だった。わたしは魚の頭を煮て食べるとき、目玉も一応取り出して周りのぶよぶよのコラーゲンらしき塊も食べる。それは結構好きなのだ。そのぶよぶよのコラーゲンに白子はよく似ていた。だけど魚の目玉の方がほろほろっと柔らかい感じ。もしかしたらキムチ味より醤油で甘辛く煮た方が美味しいのかもしれない。
 何はともあれ白子初体験は、えのきや白菜、ネギ、豚肉の美味しさのインパクトに負けた。

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