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文章知見

文章執筆はまるで登山。歩きながら、新たな景色を見つけ、歩き方を振り返ります。ここでは、執筆の中で得た知見をざっくりまとめます。

材料のテンション

情報収集をするとき、特にインタビューをもとにするときには人の感情が入っていることに注意する。

材料のテンションに同調すると、内容が似てしまったり、他の文章と異なるテンションになってしまうので避ける。

避けるには、1週間〜1ヶ月ほど文章を置いてから読み直すと良い。

アップとルーズ

「でんぷんはブドウ糖で作られます。」などのように、大きいものを小さい構成単位で説明するときは、アップとルーズをしていると意識する。

アップしたりルーズしたりを頻繁にするとVR酔いのようになるので避ける。

避けるには、声に出して文章を読んでみると良い。

資料集め

医療関係の知識は、厚生労働省などの公的機関や日本医師会をあたる。一つの情報ソースだけで決めず、いくつかのメディアを確かめる。

ウェブサイトに書かれていることだけでは、誤解が伝言ゲームのように伝わっている場合がある。本など別の媒体でも裏をとる。

避けるには、本のための出費額を決めておくと良い。(本当は図書館を利用したいが、コロナのあとになるか…)

文字の黒さ

漢字の多い文章は、自分がよく理解できていない文章であることがある。

避けるには、1週間ほど後に読み返すこと。また、声に出して読むこと。

読者の記憶

「前述のように」など、前に書いた内容とつなげるときには、すでに「前述」したことを覚えていなくても、ストレスなく読めるように構成する。

副詞の位置

副詞を接続詞のように文頭に置く癖がある。どこにかかっているのかわからず、文の意味がぼやけるので避ける。

避けるには、声に出して読むこと、書きながら副詞の位置を確かめるのも良い。ただ、書いている間には副詞が鍵となって文章が進んでいくこともある。後から読み直す方が効果的かも。

ひとまずここまで。また発見したら、書きにきますね!


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