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【大槌町地域おこし協力隊活動報告】2022年11月活動記録

こんにちは!
いきなりですが最近、いろいろな方言を巡っての議論が私の近辺で行われています。
というのも、ジビエチームの地域おこし協力隊は、九州、近畿、関東、東北、北海道と各種バラバラの地元を持っているからです。
ときには私の地元九州と東北では通じても、他の人には通じなかったり、九州だけピンとこなかったり、、そういうこともあります。
先日「ラ・フランス」のイントネーションを巡って論争が起き、私vs4人の構図となってしまい負けてしまいました。
皆さんは「ラ・フランス」をどう発音しますか??
それでは「ラ・フランス」の旬でもある、11月の活動報告を「ラ・フランス」の発音を想いながらお読みください!


【鹿シチューを食べながら大槌ジビエを知ろう!大会】

11月9日18時~おしゃっちでジビエチームの地域おこし協力隊の活動報告を行いました。内容としてはタイトルどおり、MOMIJI(株)の鹿肉で作ったジビエシチューをお振る舞いし、大槌で取り組んでいるジビエ事業の説明と私達地域おこし協力隊が行っている活動を組み合わせて説明しました。
当日はなるべく、説明一辺倒にすることを避け、町内外の方、他チームの地おこ混在のグループワーク形式で進めました。
おかげさまで発表会は静まりかえることもなく、和気あいあいと進行していい雰囲気で終えることができました!
SNW藤原さんに作ってもらった鹿シチューも大変好評でおかわりが殺到しあっという間に50杯分がなくなりました。
大槌で取り組んでいるジビエ事業のこと、そして地域おこし協力隊は何をしているのか、そういうことを少しでも分かっていただけたら幸いです。
また、当日は私達地おこのジビエチームだけではなくその他の方々もサポートしてくれましたのでこの場で改めてお礼申し上げます🙏

次は12月7日に行われる移住定住チームによる活動報告会です。
興味のある方ぜひご参加ください!

【ホカクン移設】

11月18日朝からホカクンを移設しました。
ホカクンとは、囲い罠の一種で、監視カメラで檻の中にいる鹿を確認したあとに、遠隔操作(スマホアプリ)で檻を閉じることで、鹿を捕獲できるものです。
通常の罠と比べて一度に大量に捕獲できるものですが、その分設置などが大変なものでもあります。
MOMIJIは市からの依頼を受けて、罠を設置、移設、回収をしています。
罠は一月に一回移動しているため、今回も総勢5名で罠移設を行いました。

移設前の罠。赤いのは餌のピーマン。
一生懸命杭を土に埋め込みます。事故なく終えてよかったです。

ただ檻を設置するだけではなく、遠隔操作を行うため、その電源用の太陽光パネルや、監視カメラ、センサーなど設置するものは多くあります。
幸いなことに今回移設した場所は土中が柔らかかったため、すんなりと杭が刺さっていきましたが、硬い土壌だと大変です。

無事完成!!!

ホカクンは一度に鹿を大量捕獲できるポテンシャルがあるわけですが、当然捕獲したあとは奥山に逃がすようなことはせず、処分されてしまいます。
このような鹿をただ捨ててしまうのではなく、奪った命を価値あるものに変えていくことが、ジビエ事業に取り組む私達の責務だと改めて感じました。

【第4回ジャパンSDGsサミット連続セッション第7回セッション登壇】

11月18日19時~行われたジャパンSDGsサミットに登壇者として参加しました。
ジャパンSDGsサミットとは、

ジャパンSDGsサミットは、最前線のSDGsの取り組みや情報を共有するとともに、参加者一人ひとりが立ち上がり、行動に移すきっかけとなることを意図して、金沢工業大学が主催しているイベントです。2018年に開催した第1回、2019年に開催した第2回の「ジャパンSDGsサミット」は、一つの場所に参集いただき開催しましたが、第3回は新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ、オンライン(Zoom)で開催しました。今回開催する第4回ジャパンSDGsサミットにつきましてもオンラインにて、全10回の連続セッションとして実施します。
連続セッションでは、「With/Afterコロナに向けた持続可能な社会のあり方」を共通のテーマとして、ジャパンSDGsアワード受賞組織に登壇いただき、SDGsを推進している組織が、With/Afterコロナに向けてどのように持続可能な社会を目指していくのかを明らかにしていきます。モデレーターは金沢工業大学SDGs推進センターならびに株式会社LODUが務めます。

出典:https://kyodonewsprwire.jp/release/202205161204

というものです。今回は「鳥獣対策」をテーマにウェビナー形式で説明を行いました。
話した内容は、

  • 大槌町について

  • 鳥獣被害とは

  • 鳥獣被害の実態/対策の実態

  • OGSPの取り組み

  • OGSPとSDGsの関わり

その中で、OGSPの取り組みはSDGsの達成目標を意識して活動したわけではなく、「害獣」を「町の財産」という目標を掲げて、大槌町の課題を解決するために様々な活動を行った結果、「ジャパンSDGsアワード 特別賞」を受賞した、ということをあえて強調してお話させていただきました。
このように人前でジビエ事業の説明するのは初めてでしたが、質問が30以上も集まり、改めて、各地方で鳥獣被害に関心を持っている人が多い事がわかりました。
私自身も今回の登壇を経て、なんとなく理解していた自分が属する組織への深堀りができて、非常に良い経験となりました。

【地域おこし酒「源水 純米吟醸」販売会】

11月19日13時~行われた地域おこし酒の「源水 純米吟醸」販売会にサポートとして参加しました。
これまでも何度も活動報告に登場している地域おこし酒「源水」ですが、ようやく販売までたどり着きました。
いままで商品を作って販売する、ということをやったことはありませんでした。途中からの参加とはなりましたが、最後のお披露目・販売会に携われてよかったです。
当日は多くの購入者が訪れ1時間ほどで完売しました。

あっという間に売れていきました!

また、後日大槌町内の飲食店で提供されている「源水」を見て、地元の方と思われる方が、
「源水っていう名前がすごくいい!」
と言っているのを聞いて大変うれしい気持ちとなりました。
これからも町民の誇りとなるような物をつくっていきたいなと感じました。

【個人的な活動】

消防団の活動

消防団に入団して歓迎会を開いていただきました。
また、巡回やパレードなどにも参加しました。

避難訓練の様子。拡声器で住民の方々に呼びかけています。
水門の閉め方を習いました。先輩のS団員&隊員です。
この消防車みたいな車は【ポンプ車】といいます。

巻狩り初参加!

11月といえば狩猟解禁日ですね。
私はまだ猟銃の所持許可が降りていないため銃は持てませんが、巻狩に参加しました。
といってもMOMIJI代表の兼澤さんの後ろにひっついて歩く程度で、せいぜい解体のときぐらいしかお手伝いできてませんが。。
今季中に銃の所持許可が下りることを祈ります🙏

後ろを静かについていきます!

じぇじぇじぇ

初めて本格的にドライブしてみました。
久慈まで行ってみましたが、じぇじぇじぇの石碑を発見しました。
余談ですが、我が地元の対馬のある地域でも「じぇじぇ」という方言が残っているそうです。
これは京都を中心として柳田國男提唱の同心円状に言葉が広まる云々(うろ覚えです)に関連しているのでは?ということでした。

検証してみましたが結構ずれてました。

【最後に】

今年も残るところ1ヶ月となります。
今年は福岡→大槌へ移住して大きく環境の変化がありました。
残りの一ヶ月抜かりなく過ごして今年一年を締めくくりたいと思います。



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