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コーヒーの生育条件

はじめに

みなさん、こんにちは!

今回で20回目の投稿となります!

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さて、今回は「コーヒーの生育条件」について述べていこうと思います。暖かい場所で育つイメージがあるかもしれませんが、実際はどういう条件で育つのか細かく見ていこうと思います。

4つの条件

コーヒーを育てる上で重要な条件は大きく4つあると言われています。

この4つの条件について説明していこうと思います。

降雨量

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1つ目は降雨量です。

年間の降雨量が1800mm~2500mmという条件が必要なのですが、日本の年間降水量が1700mmなので、「日本よりも少し多いぐらいで良いんだ」と思う方がいるかもしれません。

しかし、年間の降雨量の他にも条件があります。

それは乾季と雨季があることです。

コーヒーの成長期に雨が多く降り、収穫期に乾燥している必要があります。この条件によってコーヒーを育てられる場所が限られてきます。

日照量

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2つ目の条件は日照量です。

コーヒーの木は日照量が多すぎても少なすぎても育たないと言われています。ある程度の日照量が必要なのですが、多くなりすぎてしまうと太陽の紫外線の影響を受けてしまい育たなくなってしまいます。

そのため、コーヒーの産地では、日照量を抑えるために日陰を作ってくれる木をコーヒーの木の隣に植えることがあります。この木のことを「シェイド・ツリー」と言います。

温度

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3つ目の条件は温度です。

平均気温が約20度である必要があります。もっと暑い場所をイメージする方もいらっしゃるかもしれませんが、人間にとって快適と感じるような気温がコーヒーの木にあっていると言われています。

また、寒さにも弱く5度以下の気温が続くと枯れてしまうと言われています。

土壌

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4つ目の条件は土壌です。

窒素、リン酸、カリウムを含む肥沃な土壌が必要なのですが、これはどの植物にも当てはまります。

この条件に加えて、火山灰質の土壌が良いと言われています。なぜなら、前述した「窒素、リン酸、カリウム」が豊富に含まれていて、水はけが良いからです。

そのため、コーヒー農園は標高が高い火山帯に多くあります。

※「窒素、リン酸、カリウム」がなぜ植物にとって重要なのかは次の記事で説明しようと思っています!

コーヒーベルト

この4つの条件を満たす地域は北緯と南緯25度の範囲となります。要するに赤道付近です。このコーヒーが育ちやすい地域をコーヒーベルトと言います。

最後に

コーヒーが育ちやすい条件を説明しましたが、想像以上に細かい条件があり、驚いた方も多いかもしれません。

このように植物にはそれぞれ育ちやすい条件があり、その条件を満たす地域において名産品が生まれるのも納得できると思います。

今回の記事で20回目となりますが、もっともっと面白い内容、そしてプロジェクトの実験結果を記事にしていこうと思っているので、Twitter, note, Facebookページをフォローしてぜひチェックしてみてください!

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参考文献




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