コーヒーの成分
はじめに
みなさん、こんにちわ!
実は、、、
今回実験の進捗報告を行おうと思ってました。
しかし、プロジェクト参加メンバーは自分の研究の傍らプロジェクトに参加していること、現在実験する場所が確保できていないことなどが原因となり、実験の進捗がストップしてしまっています、、、
必ずやコピルアクが完成するところまで持っていこうと思っているので、どうか記事を読んでください!!!(因果関係おかしくない?? とにかく記事を読んで欲しいです!)
これまでコーヒーの説明で何度か成分に関する説明があったと思います。そこで、改めてコーヒーの成分についてまとめたいと思います。
カフェイン
まずはご存じの方も多いと思われるカフェインです。
カフェインは覚醒作用があることで知られています。この恩恵を受けている方も多いのではないのでしょうか。
なぜカフェインには覚醒作用があるのでしょうか?
アデノシンがアデノシン受容体に結合することで眠気を引き起こします。アデノシン受容体は大脳基底核のようなドーパミンが豊富な領域に多く存在しています。
カフェインはアデノシン受容体との結合親和性があるので、アデノシンが結合するのをブロックします。その結果として、眠気を防ぐことになります。
まとめると、カフェインは眠気を引き起こす原因を防ぐ性質があるので、覚醒効果があるということになります。
ポリフェノール
※クロロゲン酸と呼ばれるポリフェノールの1種
ポリフェノールは抗酸化作用をはじめとする様々な効果があることで知られています。
コーヒーにはポリフェノールの1つであるクロロゲン酸が含まれています。
こちらの記事で紹介しましたが、クロロゲン酸は焙煎の段階で、キナ酸とカフェ酸に分解されて酸味の原因となります。
化学構造式を見るとキナ酸とカフェ酸がどこで切断されているのかわかりますね。(化学構造式って見ると面白くないですか?)
ナイアシン
ナイアシンは水溶性のビタミンでビタミンB群の1つです。様々な酵素の補酵素として働き、脂質やタンパク質などの代謝に関与している物質です。(補酵素とは酵素の活性を助ける物質のことです。)
最後に
今回は、コーヒーに含まれている活性成分を中心に説明しました。コーヒーにはそのほかに「ミネラル、褐色成分、タンパク質、糖質・食物繊維、脂肪分」が含まれています。
これらの成分が焙煎などを通じて化学反応を起こし、味の決め手となっています。
コーヒー豆のどの成分がジャコウネコの腸内細菌により変化して、味に寄与しているのかを明らかにするのは気が遠くなるような話ですが、実験を重ねて着実にコピルアク完成という目標を実現させようと思っているので、是非twitter, note, Facebookのフォロー、そしていいね👍をお願いします!!!
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参考文献
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