タヌキコーヒー
はじめに
みなさん、こんにちは!
前回の記事では↓↓↓
サルによって作られるコーヒーを紹介しました。
ここまできたら、他の動物によって作られるコーヒーもあるのではないかと思いませんか?
ということで、今回はタヌキコーヒーについて説明しようと思います!
ベトナムコーヒー
タヌキコーヒーは主にベトナムで生産されているので、まずベトナムのコーヒーの生産状況について説明しようと思います。
ベトナムのコーヒーの歴史は、フランスによる植民地支配から始まったと言われています。19世紀に西アフリカのカネフォラ種が持ち込まれ、生産が始まりました。
現在ベトナムのコーヒー生産量は、世界第2位となっています。
フランスで伝統となっている細かく穴のあいたフィルターを用いているので、抽出に時間がかかり、濃く抽出されます。
そのため、味が苦くなるのでコンデンスミルクを入れて飲む文化があります。
タヌキコーヒーの誕生
ベトナムでは完熟したコーヒー豆から作るコーヒーが上質とされていました。
そこで、農家が収穫期に完熟されるまで待っていたのですが、それらはタヌキによって食べられてしまったのです。
そんななか、農家のもとへ偉いお客さんがやってきました。
農家は仕方なくタヌキの糞から採取されたコーヒー豆から作ったコーヒーを作ってお客さんに提供しました。
なんと、お客さんの反応がかなり良く、そこからタヌキコーヒーは誕生したとされています。(偉いお客さんにタヌキの糞からとれたコーヒーを出すなんて信じられない…ある意味すごいですね)
タヌキコーヒーの生産量
現在、タヌキコーヒーの生産量は年間500キロ程度とされています。非常に希少価値が高く、100gあたり1万円を超える値段で販売されることもあります。
また、チュングエン(TRUNG NGUYEN)という会社がテクノロジーを用いて味を再現したものが販売されています。こちらは人工的に作られているのでより安く買うことができます。
最後に
今回は、コピルアクとモンキーコーヒーに続いてタヌキコーヒーについて紹介しました。
私たちは、コピルアクを人工的に作ろうとしていますが、タヌキコーヒーに関してはチュングエン社が実際に人工的に作っていて販売までしています。
したがって、チュングエン社がどのように作成しているのか、どこまで再現できているのかを調べる必要がありそうです。
試飲会や実験をはじめ、コーヒーに関する豆知識に関してもどんどん記事にしていこうと思っているので、是非Twitter, note, Facebookのフォローをよろしくお願いします!
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参考文献
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