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ブランディング

ブランドとは

ブランドとは?

こんな問いかけに対して、皆さんはどのように答えますか?

ブランディングを勉強するにあたり、改めて「ブランド」の定義を押さえておくことが非常に重要だと感じております。

ブランドの語源は「Burned」。かつて、自分の家畜や他人を区別するために使われたもので、
焼印・銘柄と言われるものになります。

ルーツを辿ると、ブランドの本質は「個体識別」であり、
差別化あるいはオンリーワン性の追及になります。

ブランドの要素

ブランドには重要な2要素があります。

  1. 識別記号

  2. 知覚価値

識別記号とは、ユーザーが自社の商品と他社の商品の違いを認識するための記号になります。主に、音声・形・色・においになります。
Ex ) コカコーラのロゴ、PayPayの決済した時の音、ファミリーマートの入店時の音楽

こうした識別記号を読み取り、瓶の形などからコカ・コーラーを識別すると
「シュワシュワしてスッキリ爽やか」といった知覚価値を呼び起こします。

ブランド資産

ブランドには二つの要素があるが、ブランド戦略の核となるのは、知覚価値になります。どのような知覚価値を形成したいかをしっかり形成します。

ここでは割愛しますが、ブランドの近く価値を構築するピラミッドがあります。今度教えます。

ブランドは何かしらの施策をしたら作れるものではなく、積み重ねにより形成される資産であります。また、ブランド資産(ブランドエクイティー)には5つの要素で構成されていると言われおります。

  1. ブランド連想

  2. ブランド認知

  3. 知覚品質

  4. ブランドロイヤリティ

  5. その他、資産

キューピーのマヨネーズを例にとって、書くと非常にわかりやすい。

マヨネーズといえば、キューピー(ブランド連想)
また、国民のほとんどが知っているものになる。(ブランド認知)
キューピーなら品質は間違いない(知覚品質)
他社よりキューピーがいい(ブランドロイヤリティ)
、、、、

BtoB企業のブランディングについて

BtoB企業がブランディングに力を入れるべきメリット

  1. ショートカット
    とりあえずセールスフォースにしよう。ブランディングの強い企業が選ばれやすい

  2. シナジー
    ブランド力ある方が、CPAが低い

  3. アドバンテージ
    まだブランディングに力を入れているBtoB企業が少ない。

この3つの観点から、BtoB企業こそブランディングに力を入れるべきである

ブランドビルディング

ブランドを確立させるためには、
①社会との接続(社会課題/業界課題)から始まり、
②企業としてのステートメント/ファクト/カルチャー/MVV(ミッション・ビジョン・バリュー)を設定し、
③そして、プロダクトサービスを磨く。

ブランドビルディング

①〜③はそれぞれ孤立した要素ではなく、一本のストーリーで接続し、
内外に伝える必要がある。

おまけ

なぜ、ストーリーが必要なのか。
それは記憶のメカニズムが完成しております。

記憶には、感覚記憶→短期記憶→長期記憶があります。
さらに、長期記憶には宣言記憶と手続き記憶があり、
宣言記憶にはエピソード記憶と意味記憶があります。

ブランドはこのエピソード記憶に関係するものになります。
だからこそ、ストーリーというエピソードを作る必要があります。

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