今、何かと話題の「縄文」
スピ界隈では、耳にしない日はないぐらい。
これまで、ほとんど興味を持ってなかったのですが
ふと、思い出したことがありました。
自宅と実家の間に「縄文遺跡」なるものがあることを。
「認識する」って面白いですね。
いつもはでっかい案内表示を目にしてもスルーしていたのに
思い出した途端、宝物でもみつけたかのようなワクワク感。
少し早めに移動して、立ち寄ってみることにしました。
随分前にできたはずなのに、一度も行ったことなかった。
しかし
真冬の平日の夕暮れ前。
だ～～れもいません。
ネコすら通りません。
あたりは広々とした丘みたいなところ。
雑木林の間の開けたところに竪穴式住居が点在しています。
空はどこまでも青く高く
吹く風は古を想起させ
踏みしめる落ち葉はサクサクと心地よい音を立てます。
しばし散策。
たまにはこんな時間もいいなぁ。
竪穴式住居の前まで来て、きょろきょろとあたりを見渡します。
誰もいないのを確かめて、住居の中を覗き込みました。
（誰かいても構わないのですが、何となく🙄）
ショーゲンさんがいつも話しているこの竪穴式住居は
座ると、視線が蟻んこと同じ高さになるように
少し低くなっているらしいのですが、本当にくぼんでいました。
さすがに中には入る勇気はなく。
だって、縄文時代にタイムスリップしたらたいへんですからね。
ほんの数十分の散歩でしたが、あまり味わわない貴重な時間でした。
それから、数週間して
両親のドライブコースにここを選んだのですが
私「着いたよ」
父「ここはどこだ」
私「縄文の森」
父「何があるんだ」
私「何もないけど、気持ちいいから散歩しよ？」
父「散歩なら家でもできるから、（車から）降りない」
私「…… ρ(-．-、) ｿｳｶﾖ ｿｳｶﾖ･･･」
駐車場までのドライブでしたとさ。
＊＊＊
タイトル画像は、竪穴式住居です。
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