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秋に読む文学作品 ファンタジー編

こんにちは。
「ハウルと動く城」は映画になっているので、
ご存知の方も多いでしょう。

先日、切っ掛けがあってハウルを深掘りしよう!と言う企画がありました。
と言ううか「ハウルは男の敵だ!」と息巻いておられました。笑
そこで機会を作り原作の小説を読むことにしました。
敵かどうかは、読んでみないとわかりません。

イギリス人女性作家
ダイアナ・ウィン・ジョーンズの作品です。
ファンタジー作品が専門で、師匠には「ナルニア国物語」の
C.S.ルイスや「ロード・オブ・ザ・リング」のJ.R.R.トールキンがいます。

原作では「空中の城1、2」があり
1が「魔法使いハウルと火の悪魔」
2が「アブダラと空飛ぶ絨毯」
になっています。

1、は映画の影響が強すぎて
脳内のハウルやソフィーの声が声優で再現されました。
それは面白かったのですが、
作品的には2、「アブダラと空飛ぶ絨毯」が面白かったです。
アラビアンナイトの空飛ぶ絨毯が元ネタです。
イスラム風イギリスなファンタジーの世界観。
オチがイギリス的と言うか、シャーロックホームズ的というか
痛快感がありました。

主人公のアブダラに見習いたいと思ったところは、
まず相手を持ち上げる。相手のいいところを探す。です。
嘘くさいところもありますが、魔法のじゅうたんを動かすためならオーバーな方がいいのでしょう。

2の作品では隠しキャラとしてハウルもカルシファーも出てきます。
見つけるのは至難の業です。丸谷は見つけられませんでした。
立派な児童文学です。てへ

文学の秋、読書の秋、
自分が気になっているモノを深掘りするには
良い季節です。

気を付けて楽しみましょうね。
そういえば「大地」パール・バック著もイギリス人が書いた中国でしたね。

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