[#16]ボンゴレビアンコ 1年で50種類のパスタ作る 〜第一六弾〜
こんにちは。
最近暑いのか寒いのかよくわからないのでなんだか過ごしづらく感じています。半袖で過ごしたいけどさすがに寒いしな...とはいえ厚着をして建物内とかで暑いと感じたくないんですよねえ。夏になったら虫も増えるしな〜とか色々考えると、自分はもしかしたら夏よりも冬の方が好きなのかも。ただ暖かくなると釣りに行きやすくなるので、とても楽しみにしています(実は釣りが好きです)。釣った魚でパスタとか作りたいですね。
---作る---
今回はボンゴレビアンコを作ります。春はあさりの季節です。「あさりをたっぷり使うボンゴレビアンコはあさりの美味しい春に作らないとダメ」と誰かが言っていました。というわけで、春になったので満を辞して作ります。
材料です。
・あさり(適量)
・大葉(適量)
・ミニトマト(適量)
・ニンニク(1〜2欠)
・唐辛子(1、2個)
・オリーブオイル、塩、料理酒、ナンプラー
ほとんど適量やないかいと。まああさりや大葉は多いほどうまいと思っているので...(ただしあさりに関してはこの後思わぬ誤算が...)。
後今回はハンドブレンダーを使います。
---ソース---
まずあさりの下処理として砂抜きをします。砂抜きは数時間かかるので、料理する前日の夜とか当日の朝とかにやりましょう。
まずは塩分濃度3%(だいたい海水と同じ濃度)の水を用意します。あさりをざるに乗せて、そのザルをバット等に乗せて、その中にあさりが半身つかるくらいの塩水を入れます。
ザルに乗せるのは、吐いた砂があさりに再び吸い込まれるのを防ぐためです。あとは容器の中身が暗闇になるように何かで蓋をします。その後一晩ほど放置しましょう。
蓋を開けて様子を見てみると、あさりの身が貝殻の外ににょ〜んと出ていたりします。かわいいです。出水管から水を吐くのを見られることもあります。かわいいです。食べるのが可哀想になりますが、しっかり美味しく食べなければという義務感が生まれます。生き物は他の生き物を犠牲にしてしか生きられないのです。あかん、泣きそう。
砂抜きを終えたら水道水であさり同士をこすり合わせるようにして洗います。これであさりの下処理は終了です。冷蔵庫で保管しておきましょう。冷凍すれば日持ちもします。
それでは調理に入っていきます。今回はニンニクは半分に切り、潰しましょう。唐辛子はタネを抜いてちぎります。ミニトマトは半分に切ります。下準備完了!
それではオリーブオイルをフライパンにしき、ニンニクと唐辛子を入れて火をつけます。ペペロンチーノと同じノリで、ふつふつしたら弱火にします。オリーブオイルをお玉などで使って入れて、入れた量をだいたい把握しておくと良いです。
ニンニクに火が入ってきたら、砂抜きしたあさりを投入します。フライパンをちょっとあおってあさりにオイルをまとわせたら、だいたいオイル:料理酒:水=1:1:1.5くらいの比率になるように水と料理酒を入れます。オイルの量をお玉でだいたい把握しておく理由はこれです。
入れたら中強火くらいにして蓋をします。中の様子を伺って、あさりがあき始めたら蓋を取ります。
殻が開いたものから、スプーン等で身を外していきます。ボンゴレビアンコは殻付きで完成するレシピが多いのですが、私は殻は邪魔派なので殻を外すレシピを参考にしました。
外した身は他の容器に入れて、ラップをかけて保温しておきましょう。あさりが多かったので身を外すの大変でした...。殻は捨ててオーケーです。
次にフライパンにナンプラーを入れて、ソースを少し煮詰めます。
次にフライパンに残った諸々をブレンダーにかけて、ニンニクや唐辛子も細かくし、乳化させましょう。そうしたら最後に味見します。味見を...
「塩辛っ!」
めっちゃ塩辛いやん。あさり自身の塩辛さのせいか!あさりの量が多いとそれだけ塩辛さが強くなってしまうんですね。これは大誤算でした。
塩は足せても引けないので、水を追加して全体の塩辛さを和らげます。少しシャバくなってしまいますが、致し方ありません。みなさんあさりの量には気をつけましょう。
---パスタ---
今回使うパスタは「BAHAR 1.55mm」です。トルコのパスタだそう。かなり安いですがおいしいです。1.55mmといえばよく使うDIVERAも1.55mmだった気がしますね。塩分濃度1%で、ちょい固状態であげましょう。
---和える---
パスタをあげたらフライパンに入れ、火にかけましょう。このタイミングでミニトマトを投入します。ソースをパスタに吸わせていきましょう。今回はソースの塩分濃度ミスっているので、水を足しつつ味見をしまくりながら仕上げることになりました。本当はもっとソースを詰めたかった...。次回以降の反省ですね。
最後に刻んだ大葉と保温しておいたあさりの身を入れましょう。フライパンをあおって大葉を全体にまとわせていったら、盛り付けて完成です!
---完成・実食---
完成!大葉とミニトマトの鮮やかさが良いですね!スープパスタみたいな感じになっちゃいましたね...。早速いただきましょう。
食らうらう...
...
あさりの旨みがバリバリに出ている。
この料理の主役、あさりの旨みがすごいです。また途中であさりのみを外したことで、あさりに火が入りすぎていないのでプリプリでうまいです。ソースをスプーンで飲むとまじで濃厚なあさりスープでめっちゃうまい。
ただやっぱりシャバすぎて麺とソースの絡みあい感は薄くなっちゃったので、もっとしっかり詰めたソースを作れるようにしたいですね...。ベストな状態であさりを食せなかった...すまん、みんな。
---もう一回作った---
ということで、後日もう一度作ってみました。あさりの量が多すぎないように気をつけて作ると、いい感じにソースが詰まってくれました。ちょっと唐辛子の個体が辛めでしたが、クオリティ高めの物が作れたと思います。トマトがないのは単純に忘れてたからです。あとついでにナンプラーも入れ忘れてました。うまいからヨシ!!
ヨシ!!
---まとめ---
今回はボンゴレビアンコを作りました。あさりは春が旬なので、5月中にあさりのパスタもういっこ作る予定です。てか潮干狩り行きてえな!潮干狩りであさり乱獲して冷凍ストックしまくりたいですね。乱獲は冗談です。
どうでもいいんですが、執筆してる期間に釣りに行ったら見事に坊主でした。まああれだからね、暖かくなってからが本番だから。本当だから...!! 二度と敗けねえから!!!(悔しかった)
ここまで読んでくださった方、どうもありがとうございました。
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