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損害賠償責任が怖くて美容看護師になることをためらっています・・

こんにちは!ぴーなっつです!
求職者さんからこんなご相談をいただきました。

『美容看護師を目指しているのですが、損害賠償などのトラブルがありそうで怖いです・・』

今回はこの質問に回答していきます。

基本大丈夫だと思う

損害賠償責任を従業員に押し付けないクリニック(普通のクリニック)を選べばいいだけなので、安心してください!笑

普通に運営してるところであればインシデントなどの顧客トラブルに関する対策として保険などに加入しているので、その責任を従業員が負担することとはないですよ。

おそらくご相談者さんの認識では「美容看護師=賠償責任のリスクがある」となっているのかもしれませんが実際にはそうではなくて、「賠償責任を負わせる=美容クリニックであろうがなかろうが、運営が微妙な職場」ということです。

逆に言えば保険診療でも看護師個人に責任を負わせるブラックなところはあると思いますよ。

個人の賠償保険に加入できない?

看護協会の賠償責任保険制度など、個人が加入できる保険制度がありますが、「美容クリニックへ転職するとこのような保険に加入できなくなる」という話をたまに聞きます。

しかし、実際にその手の保険の加入要件をいくつか確認したところ、加入要件となっているのは主に「看護資格の有無」だけでした。(看護協会関連のものは看護協会への加盟が必要)

ただし、保険金の支払い要件で「美容目的の業務に起因する損害」が対象外になっていることは、確かにあるようですね。

美容は支払い対象外だとやっぱり危険?

支払い対象外だと、なにかトラブルがあったときに保険が降りないからやっぱり美容クリニックで働くのは危険?と思った方もいるかもしれませんが、先にも言った通りまともな運営であれば院長または医療法人名義で保険に加入してるので、普通に業務を行なっていて発生したインシデントや顧客トラブルの責任を、看護師(及び担当者)個人に負わせることなんてまずないです。

それに、不安なのであればそのクリニックに直接質問してみていいと思います。

「過去の大きなインシデントの事例を教えていただけないでしょうか」
「そのような場合は個人の賠償責任は発生しますでしょうか」

こんな感じでいいと思います。万が一この質問へ回答するのを嫌がるようであれば、その辺りの対応を明確化していない可能性があるので、「そこには入職しないほうがいい」という判断基準にもなりますよ。

賠償が発生することも、なくなはい。

従業員に賠償責任を追求する事例もまったくないわけではなくて、例えば「許可なく私用のために機器を使用し欠損させた場合」などの条件をつけて賠償に関するルールを定めているケースはあります。

これはあくまでも従業員側の故意過失に対する罰則で、流石にこのルールは作っておかないと企業にとってリスクが大きいですからね。従業員が営業時間外に許可なく入室して機械を使用してた・・みたいな話も運営サイドの方からは結構聞きます。その挙句に何百万もする機械を壊されちゃったらそれだけでクリニック存続の危機に陥りますからね、、笑

ただしこういうのは普通にルール守って働いてれば関係のない話なので、そこまで心配する必要はないと思います。少なくとも、「美容看護師になるか否か」の判断に影響するようなことではないと思いますよ。

以上、回答とさせていただきます!

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