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【仕事】自分を成長させる3つのキーワード

(約2,600文字)
皆さんおはようございます。
毎週水曜日の朝、仕事に関連する記事を投稿している、かけうどんです。

今日は『自分を成長させる3つのキーワード』について書いてみます。

昔職場の先輩から頂いた、とても為になる教えなのですが、簡単に覚えられ、実践にもすぐつながる良い言葉です。何かの参考になれば幸いです。

過去の仕事関連記事はこちらにまとめております。

自分を成長させる3つのキーワード

【結論】

切れない
逃げない
腐らない

役職的に、かなり上の上司から教えられたことです。
端的で分かりやすい言葉でした。
少し詳しく補足しておきますね。
(補足は私なりの解釈です)

1.切れない

感情的にならないという事だと思います。

頭に血がのぼっている時には正しい判断や行動にはつながりません。

一旦深呼吸して、心を静かに落ち着け、冷静になってから考え直してみましょう。

自分の中で、どこに怒りや憤りを感じていたのか、その原因が分からない間は、重要な判断や行動に出るのを避けることで、最終的に自分を守ってくれることも少なくありません。

言い換えると『冷静になれ』とも言えます。

アンガーマネジメントというものがありますが、怒りの対象が人であることも少なくありません。

その場合は、特にコミュニケーションが重要な要素にもなります。

その場の勢いで、売り言葉に買い言葉にならないよう、『ちょっとすみませんが時間を下さい。出直してきます』と、時間と距離をおいてみるのも、ひとつの方法かも知れません。

2.逃げない

某アニメの有名なセリフ、『逃げちゃダメだ!逃げちゃダメだ!…』ではありません。ちょっと似てるかも知れませんが(笑)

なんでもかんでもガムシャラに真っ向から立ち向かえと言う短絡的な意味ではありません。

大きな試練や、解決することが難しい問題とぶつかった時にどうしたら良いか?ということです。

ひょっとしたら、いさぎよく諦めるのもひとつの手段かもしれません。

それが正しい判断で、結果として良い方向に向かうこともあるかもしれません。

ですが、一旦落ち着いて、冷静によくよく見直して見た時に、ひょっとしたら他にもっと簡単に解決する方法はあるのかもしれません。

目の前の問題に向き合うこと、解決方法を探して実行し、その問題が解決した時に、かけがえのない成功体験を手に入れることができます。

つまるところ自分自身の成長というものにつながりもします。

言い換えると『簡単に諦めない。』とも言えるかも知れません。

毎回スルーしたり回避ばかりしていても、問題から逃げるのが上手くなるだけで、根本的には成長には繋がりにくいとも言えます。

逃げたり、諦めたりするのは、とても簡単だと思います。

人間性を高めるための成長には、様々な問題を解決しようとする努力、頭をよく使って考え、それを行動につなげていくことが大切なのかも知れません。

3.腐らない

自分が出した意見やアイデア、
やった仕事などが、
思うように評価されない。
認めてもらえない。
ありがたく思ってもらえない。

そんな時、悲しくなったり、やるせなくなったり、切なくなったりしますよね。

すごく当たり前のことだと思います。

ただ、そこには、自分の行動の結果を誰かから褒めてもらいたい。何らかの見返りを求めている。そういった感情や心が少なからずあるからではないでしょうか。

『無私の奉仕』は誰にでも簡単にできることではありません。

ですが、誰か他の人のために流した自分の汗は、とてつもなく貴重で尊いものです。

そして、それはきっと誰かが必ず見てくれています。

何よりも、自分自身が一番よく知っているはずでしょう。

腐るのは自分の価値を自ら下げてしまうことにもなります。

自分の行動は決して無駄ではなかった。
誰かの、何かの役に立った。
それで良いじゃないか。

そう思えた時、また大きな成長を得ることができるのです。

4.違う視点から

ここまで書くと、とてもキレイにおさまりますが。
逆接を唱えた先輩もおられました。

『俺はすぐ切れるぞ、我慢してても精神衛生上よくない。病気になるくらいなら、思ったことはその場で言う。自分が間違ってたなと思えば謝って相手の意見を聞けばいいだけだ。

自分の役割に関係ない仕事をふられて、はいそうですかと受けるのは逃げないことではない。それは単なるお人好しだ。逃げないの意味を履き違えると大変なことにもなるから注意が必要だな。

一生懸命がんばって、土日も出てきてこれでもか!とやってるのに、大して自分を犠牲にもせず、少なくとも俺より努力してない奴(上司)が、上部の評価しかしないで文句を言ってくることは多い。そんな奴らの言いなりになってしまうと腐るのは当然だろう。

だからこそ、上の人間は若い子らが発酵してしまわないように、オーバーワークにならない仕事の進捗管理や、適材適所、がんばってくれてたら褒める、ちゃんと評価してあげることが大事なんだ。

なんでもかんでも個人の負担にするのはおかしいと今まで思ってたんだよ。

あの先輩は素晴らしい人格者で、俺も昔さんざん世話になった。

確かに、あの人の言いそうなことだな。あの人が言うなら俺も納得できなくもない。

でもな、それは誰にでもは当てはまらないとも思うぞ。特に俺にはな!ガハハハ~』

正面から否定はしていなくて、物事の見方や解釈の仕方にも色んな切り口や視点があることを学びました。

5.最後に…

これらの教えは、たいへん貴重な考え方として、今も自分の仕事の参考にさせて頂いております。

パワハラは絶対にだめです。

時代が変わったからダメになった、ではありません。

そもそも人を傷付けても良いと言うことは今も昔も変わりはないはずで、『それも仕方なし』としてきた過去の風習そのものがおかしいと実年者は気付かないといけない。でないと、根本的な解決にはつながっては行かないと思うんです。我々世代のメンタリティーが今試されているんじゃないかとも思います。

人材育成で最も大切なこと。個人的には、どうすれば人の成長につながっていくのかを考えることが大事だと思います。

しかしながら、残念なことに、人材育成の『肝心なところ』が最近では少しおざなりになってしまってるような気がしなくもないです。

話が少し脇道に逸れましたが、自分自身の成長をコツコツ積み重ねていくことで、ゆくゆくは自分や家族、周囲の人たちの幸せにもつながっていくのではないか。そう思います。


昔話にお付き合い頂きまして、ありがとうございました。

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