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【お仕事】元自A官の甥っ子が運んでいるもの

甥っ子は元自A官です。
いろいろあって、今は大手食品メーカーのパンを運ぶ仕事をしています。

家族や会社に色々と不満を抱え、イライラしていた甥っ子に言った事があります。

君が運んでいるのはモノじゃない。

君が運ぶパンを食べてたくさんの人が幸せな気持ちになる。
大人も子供も老人も人は必ずお腹が空くし、美味しいパンを食べたら幸せな気持ちになるだろう。

親子で昼ごはんにパンを買いに来たお母さんと子供は、その店で一緒にパンを買ったことが懐かしい思い出になり、親子の思い出は一生残るだろう。

君はとても尊い仕事をしている自覚と誇りを持ってほしい。

君は毎日夜遅くに出勤する
夜中ずっとトラックを運転する
重たいパン箱をいくつもいくつも運ぶ
みんなが寝ている時間に
君が働いているところなんて誰も見てないし、誰からも褒められないかも知れない

でも、私は知っている。

君が届けた品物は、誰かの生活に繋がって、誰かのお腹を満たして幸せな気持ちにしたり、ある親子の日常の思い出になったり、たくさんの人たちの幸せの一部になっている。

君が毎日夜中に働いてくれているから助かる人がいる。

甥っ子は何となく理解してくれたのか黙って聞いてましたが

叔母にあたるうちの嫁は

「はぁ?じゃけんなんなん?」

あまり響かなかった模様w

最後まで読んで頂いて、
ありがとうございました。

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