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【軍事】空想科学『モビルスーツの軍事科学的考察』第1回/重力環境下における有人・人型機動兵器の有用性とは

(全8,888文字)
本記事は完全に空想・趣味のお話です。

(コンセプト)
既存の軍事科学技術や、諸外国陸軍の戦闘教義、戦史資料等をベースに、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する機動兵器『モビルスーツ(以下「MS」と書きます。)』をおもしろ・まじめに考察してみる記事です。

(留意事項)
あらゆる国家・組織・機関・個人も含めて、様々な主義・主張・思想、政治的なこと、政策や方針に対する批判・反対・肯定には一切関係しません。
戦争というものに対する考え方などは人の数だけ答えがあると思います。なので、戦争で必ず使われる『兵器』というものを取り扱う記事である以上、戦争に関連する言葉や記載が随所に出てくるかも知れませんが、戦争そのものに対する是非を問うものや、意見を求めるものでは一切ありません。
(なので、それらに関するコメントなどは即削除させて頂きます。)

純粋に『モビルスーツ』というものが、もし存在したら…?

そういう空想のお話ですので、ご理解とご了承の上、以下をお読みください。いたって中学2年生レベルのファンタジー大好きおじさんが書いていますので、生暖かい目で見てやっていただければと思います。

小生、あくまでも『素人』ですので、本家・本元・御家元の科学者、物理学者、量子物理学者…etc…の専門家の方々から見たらツッコミどころは満載かも知れませんが、素人のお遊び記事、ご愛嬌ということでお許しを。

尚、本記事の背景にある情報・資料は全てオープンソースのものを基準に考察しております。文章はカケウドン完全オリジナル(もちろん、なんたらGTPなどは未使用)です。

いないとは思いますが、二次使用はご遠慮ください。

【第1回/重力環境下における有人・人型機動兵器の有用性】

はじめに

陸戦兵器の考察は、とかく『単品』で評価されることが多いのですが、近年の作戦・戦闘の環境的特性をかえりみた時、統合運用を前提とした宇宙、サイバー、電磁波、航空、海上、海中、陸上の、全領域の相互作用や影響を考慮する必要があります。

例えば、戦車だけを並べて「主砲の威力がーーー」とか、「装甲厚がーーーー」とかも確かに重要なファクターではありますが、そのようなカタログスペック上の性能を評価・対比するだけではなく、総合的な考察が不可欠です。具体的には、対機甲戦闘の場面であれば、戦車とともに使用されるはずの対戦車ヘリの運用や、それを妨害してくる敵対空戦闘部隊の動向、敵・我の主力砲兵の数・種類・弾薬量・使用可否などなど、戦場全体を立体的な空間・領域としてとらえた環境を前提として、その兵器の評価を行わなければ意味がありません。

と、こむずかしいことを長々と書きましたが、そういったことを前提に、MSをもし戦場で運用するとしたらどうなるか。どんなことが起こるだろうか。つまるところ、既存の編成・装備のいずこかの正規軍と戦ってどんな成果が得られるだろうか?といったことをシュミレーションしていきます。

初回は、【重力環境下における有人・人型機動兵器の有用性】について、ということで、大きな視点で考察していきます。

一般書籍、防衛白書、軍事科学技術に関する書籍、軍事専門誌などの知識がある方なら、当たり前のことだったとしても、そうでない方が楽しめるように、なるべく丁寧に書くように心がけます。それでも、わからない記載など諸所あるかとも思いますが、ご容赦ください。

1.用語の定義及び前提

本記事では一応、なじみのあるキャラクターもののアニメ作品『機動戦士ガンダム』に登場するMSを主役に書きます。

〇 MS:巨大な人型の機動兵器のこと。あくまでも人型にはこだわります(笑)多脚型もOKにしてしまうと攻殻機動隊のフチコマそのものでは?とのツッコミも入りそうなので、ちょっと横に置いておきたいところですが、水星の魔女では戦車型(?)というか多脚型ぽい陸戦MSが出てきてましたので、ギリギリありでもよしとします。
作中では動力源として、超小型核融合炉から発生するエネルギーを用いて機体を動かす設定になっていますが、現在の科学力では無理なので、一定時間稼働できるバッテリー式(+APU/補助動力装置)と言う前提で考察します。(稼働時間は研究上略)
アニメ設定では、全高17m前後、自重数十トンとなっていますが、比重的に設定上無理があるため、全高は10m弱、自重十数トン、重くても30トン弱程度として考察します。基本動作はOS制御で、ある程度基本動作が自動化されており、パイロットは簡単な操作で動かせる仕様。感覚的には油圧ショベルのようなものを操作する操縦方法と思ってください。劇中では、背中や足の裏にあるバーニアノズルからジェット噴射がびゅーんと出て、短距離ならジャンプできるような描写もありましたが、機構上困難な仕組みですので、これも無しです。MSを載せて空を飛ぶ専用の『下駄』というサポート役の航空機も登場しましたが、これも後の考証ネタとして当面は据え置きにします。

〇 ミノフスキー粒子:ガンダムの世界では、ミノフスキー粒子と言う新しい物質が存在していて、通常のレーダーや電磁波を遮断する特性があるため、レーダーによる索敵ができなかったり、レーダー技術を用いた誘導兵器が使用できない環境という前提があります。電子機器の作動を不安定にする特性がある微粒子であるようで、恐らくは赤外線探知式の誘導兵器も使い物にならないという技術的な設定があるようですが…
この記事では、ミノフスキー粒子はもちろん無しです。通常のレーダーや無線・電波技術が使用可能な環境が前提になります。

〇 ビーム兵器うんぬん:現在の技術でも低出力のレーザーは既に小型化が進んでおり、航空機に搭載可能なものも実用化されていますが、話がややこしくなるため、ガンダムが持っているビームライフルなどの類は出しません。が、電磁波技術の一部は考慮する必要があるので、電波妨害やEMP,HPM等の既存技術は考慮の範囲内とします。

〇 サイコミュニュケーター技術:ガンダム原作では、ニュータイプという概念が存在し、一種の超能力のような力で兵器を意思で遠隔誘導できる技術がMSや登場する戦闘メカに組み込まれています。もちろん、こういうのも無しです。VR・MR・XR技術を用いたビジュアル化された制御システムはこの範疇には含まれないため、機体制御や指揮統制の面ではあってもいいというか、むしろ無いとおかしい技術になると思いますので、最新の既存技術はもちろん登場します。

〇 ガンダニュム合金:アニメでは主人公機のガンダムがザクマシンガンを跳ね返すシーンがありますが、月で精製された特殊な金属『ガンダニュウム合金』というものを使っていて、超物凄い装甲として扱われています。もちろんこれも無しです。ただし、現行の軍事科学技術の範囲内で、既に戦車や戦闘車両には、ERA(爆発反応装甲)や、APS(オートプロテクションシステム)などの複雑な防御システムが組み込まれていて、これをひとつづつ説明するのも大変なのですが、避けて通れませんので、これらはアリです。

2.重力環境下での運用上の特性(全般)

人型の機動兵器を重力がある陸上で運用した時に考えられる問題点は?
直感的に思いついたことを列挙してみます。

〇 地耐力により機動に制限を受ける
(設地面積が小さい)
⇒ 機体重量の軽量化が必要
〇 積載量が少ない
(設計上機内容積が小さい)
⇒ 機体外部に装着することで対応
〇 稼働部位への異物混入による駆動系の故障
(設計上関節部が多い)
⇒ アッセンブリ交換方式による整備性の向上
〇 被発見率が高い
(目立つ)
⇒ 視覚的対応(ビジュアルステルス等)
〇 長距離機動に問題
(二本足で歩くため)
⇒ トランスポーターの設計も運用に合わせて考慮必要
〇 重心移動量が人体に及ぼす影響大
(乗り心地が悪い。酔う)
⇒ 衝撃吸収機構の工夫(サスペンション・ショックアブゾーバー等)
〇 インフラ整備が全てにおいて規格外
(既存のものは一般車両や人間スケールに合わせている)
⇒ 電線や電柱、道路標識等はへし折るしかない…
〇 旋回半径内が非常に危険
(倒れやすい)
⇒ 車外モニター、電波・音波による衝突防止機能の付加
〇 操縦スペースが高い
(乗り降りがしにくい。危険)
⇒ 緊急脱出装置(いる?)、降着機構の付加
〇 高出力の電磁波攻撃に脆弱
(モーター駆動部が電気制御のため)
⇒ EMP・HPM等、特殊なシールド加工が不可欠
〇 有人部分が最大の弱点
(NBC機能の付加による装備重量の増大)
⇒ 高性能パイロットスーツの開発(笑)
〇 最大稼働時間少
(バッテリー性能による)
⇒ 現在のEVが直面している問題
 でもあり近々克服されるのでは(汗)

なんだか、こうやって書いていると、装甲騎兵ボトムズのメカニカルデザインや劇中の描写がいかに理にかなったものであったかがよく理解できます。
(全部問題点を克服している(笑))

要は、重力がある場所での重たい兵器の運用にはなにかと制約事項がついてまわるものですが、何事にもデメリットはあるもの。それをもって有り余るリターンがあれば問題にはなりません。

兵器の開発って、実はモノが先にありきではなく、どんな環境でどんな敵とどうやって戦うのか?というドクトリンが先にあって、それを具体的に実行可能にするための性能を持った機械が生み出される訳ですから、このようにモノとしてのデメリットだけを先に網羅してもあまり意味はないのかも知れません。

機動戦士ガンダムの設定では、宇宙空間で圧倒的な艦隊戦力を持っていた地球連邦軍に対して、相対戦闘力上劣勢にあったジオン軍は、相手に有利な艦隊決戦を挑むのではなく、機動兵器をもって敵を撃滅するというドクトリンをひねり出したわけですから、おのずとそれを実現できるMSが生み出されたのは自明の理です。(ガンダムTHEオリジンではそのあたりの描写もリアルにえがかれています

ただ、この記事は、純粋にMSがもし存在していたら?というシンプルな仮定に対して、真剣に遊びで考える(日本語がおかしいですが(笑))ものですので、ご容赦ください。

問題点ばかり上げた後ですが、
じゃあ、メリットはないのか?も少しだけ考えてみます。

〇 とにかくカッコいい、ロマンがある
(デザインにもよるが)
⇒ ここはゆずれない(笑)
〇 集中防護による重量軽減
(デザインにもよるが)
⇒ 重要な制御部や操縦空間のみ守ればよく、機体全体を『重たい装甲』で覆う必要がないため、かなり軽量化が可能になる
〇 被断面積が小
(デザインにもよるが)
⇒ まず戦車砲を当てるのが極めて困難なので、最低限小銃弾や機関銃に耐えれればよく、重量をかなり減らせる(はず)
〇 被弾率が極小
(形状上の特性)
⇒ 動いていると、まず当たらない(笑)
〇 地形の克服能力が抜群に高い(と思われる)
(特に市街地や錯雑地形等の立体的地形)
⇒ 車両型に比して機動力の面で
  アドバンテージが極めて高い

総括すると、かなり軽く作れそうですね。
戦車砲が脅威でないのは大きい。
誘導弾もロックが難しい。

⇒ 既存の重・小火器での撃破はかなり難しい。
  地上戦でかなり有益な要素がわかったような…

  熱源対策ができれば
  IR系の誘導弾にも対応容易です。

ただし、機関銃の連射等ですぐ壊れないようにする必要あり。
古典的ですが、地雷や中口径野砲の制圧射撃にはそれなりに脆弱。

ポイントとしては、『生身の兵士』よりは、若干の装甲で守られているので、兵士が生き延びれる。生身では運べない重さの火器が運べる。各種地形・気象の克服能力が車両型の兵器に比較して高い。などがあげられると思います。

むかーし、PS1(か2?)でやった『ガンパレードMarch』というゲームに出てきた『士魂号』を思い出しました(笑)

砂漠や灌木地帯など、視界がある程度確保できる開けた地形なら、従来型の戦車・装甲車主体の機甲部隊の方が有利なのかも知れませんが、わが国のように国土の大半が比高300m以上の台地性丘陵地帯が占めていて、山の殆どは森林におおわれていて、少ない平野部の中心にはほぼ市街地が密集しているような場所では、とても使い道がいいモノであるような予感がしてきました(笑)

3.既存陸戦兵器との性能比較

陸戦兵器の基本的な設計の肝は、重量と寸法のトレードオフに全てがかかっています。大きな火力を積もうとすれば、そのエネルギーを吸収できるだけのしなやかで強靭なフレームが必要になり、それだけ重量がかさみますのでパワーパックも出力が大きくならざるを得ません。すなわち『おおきくなる』=『重くなる』ということ。

陸戦兵器の暗黙の了解ではないですが、通常、『自己が装備する主兵装の有効射程距離で撃たれた場合に耐えられること。』も求められます。

一般的な主力戦車は、自車に搭載している戦車砲で、有効射程で正面から撃たれても撃破されないように作られています。

解釈や見方を変えると、正面以外は妥協したり捨てざるを得ず、全方位から撃たれても大丈夫なようにはできていません。

(トルコ国境付近ではトルコ陸軍のレオパルド2が斜め後方からATM(対戦車ミサイル)で撃たれて相当な被害が出ています。)

ここで、一般的な主力戦車とMSのスペックを純粋に比較したりしてみて、その利不利をかけあわせて考証してみようと思います。

【戦車】(一例:M1A2SEPV3(米)、レオパルド2A7(独)、ルクレール(仏)、チャレンジャー3(英)、T-14(■)等)
〇 主砲:120mmクラス⇒敵戦車を撃破できる能力
〇 馬力:1200~1500,1600くらい
〇 重量:50~60、(70~80)トン
〇 乗員:3~4名
〇 防護力:120mm砲(正面)
  複合装甲、ERA、APS、
  発煙弾、レーザー警告機等
⇒ 利点:とにかく強い!
  撃破するには相応の対抗手段が不可欠
  欠点:運用には膨大な兵站支援を要す
  (燃料、弾薬、輸送支援等)

【MS】ザク2(この記事の規格ではやや小ぶり(笑))
〇 主兵装:120mmマシンガン(仮:要研究テーマ)
〇 出力:不明、連続稼働時間8~10h(+)(仮)
〇 重量:12~15トン
〇 乗員:1名
〇 防護力
  操縦室:30mm級Gunに抗たん
  その他:14.5mm級MGに抗たん
⇒ 利点:軽くて柔軟性がある
  欠点:重戦力(機甲部隊等)を撃破するには、やや力不足(?)戦車ほどではないが兵站支援の機能が不可欠

…うーん勝ってるのは軽いことだけですね(汗)
まあ、火力がどうのは関係なく、要は戦い方なので

「当たらなければどうということはない」
シャ〇少佐もうまく言ったものです(笑)


こう書いてみると、MSってスペック的には現存する歩兵戦闘車並みなんだなと思いました。ただ、二本足で歩けること、重量が戦闘車両に比して大幅に軽量化できること、その恩恵から得られる機動性がアドバンテージになり得るということでしょうか。

戦車や歩兵戦闘車は、空間が前後左右上下に分断された都市部での戦闘に向かないと言われます。

主兵装の俯角(砲身を向ける上下の角度)が大きくとれないので、ビルが林立している地域では、上からの攻撃に脆弱です。

過去の戦例でも、都市部の戦闘では戦車が出現すると確かに精神的なプレッシャーにはなるものの、訓練された兵士は都市部で戦車が使い物にならない事をしっていて、RPG-7のような短射程の対戦車火器で高層建築物の上から戦車の死角にはいって、確実に反撃できたらしい。都市型戦闘では、意外と、高い場所も撃てる自走高射機関砲が脅威で、防御側の優先攻撃対象になったとも言われています。(出典はジョージア戦史を取り扱った回の軍事研究などより。)

よって、現代戦では都市部を避けた戦闘がどうしてもできない関係上、従来型の兵器では使用用途がどうしても限られるシーンが出てくる一方において、MSは環境に適応した基本的なスペックは持っているのではないかな?ということが直感的には言えます。

現存する諸外国軍の主力戦車は、第3~3.5世代戦車と言われていて、その性能はどの国も拮抗している状態です。既にモノとしての性能はほぼ熟成されていて、あとやり残されていることと言えば、手軽なATM(歩兵携帯式の対戦車ミサイル)などに簡単にやられないような最新システムがどんどん導入されているところもありますが、機能強化の焦点は、データリンクによる総合的な指揮統制ネットワーク機能を付加しようとしているのが現状のようです。

最近のwebニュースや専門誌等では、米国は肥大化したM1の後継選手として、XM2を発表していますが、データリンクは当たり前で、より軽量化・機動力を強化したモデルのようです。
ドイツのレオパルド3やKF41は、現有装備を更に強化発展させた印象ですが、その視線の先には間違いなくT-14があるとも思えます。
(T-14はあくまでも90年代末の開発・設計思想のものですが…)

WW-1で終わりのない塹壕戦による膠着状態を打破するためにイギリスが【陸上戦艦】と銘打って極秘に開発したのが、現代につづく戦車の始祖的な機動兵器ですが(輸送中に隠語として水を入れる「タンク」と言っていたことから、戦車はタンクと呼ばれるようになった)、その基本的な形はWW-2になって、ソ連が開発したT-34の段階でほぼ形状が完成されています。

成形炸薬弾や誘導技術の進歩があった一方で、第4次中東戦争に至るまでの間に、陸戦兵器の王者としての戦車の運用方法や技術的課題はその多くを克服しました。未だに陸戦における王者と言う立ち位置は普遍的価値を有しています。

もし、MSと言う全く概念の異なる機動兵器が登場したら、その戦車の不動の地位を覆すまでのパフォーマンスを発揮できるか?と問われると、本格的に基礎研究を幾重にも行い、技術的にも克服すべき課題は多数あるとは思いますが、その可能性はゼロではないような気がしてきました。

大昔は、「戦は鉄の量で決まる」と言われたとか言われないとか…

では、1両80トン近い鉄を使って作られる戦車と、
同じ鉄の量で4~5個の戦闘運用単位を確保できるMS、
しかも、人員比率はほぼ同じです。

さて、どちらがいいのでしょうか。

4.コンセプトデザイン

遊びで描きました
手描きですみません

【コンセプトデザイン】(画:かけうどん)
こりゃ…
ザクというよりは…
いや、頭はザクっぽいけど…

下半身は【青の騎士ベルゼルガ物語】(はままさのり著/朝日ソノラマ文庫)に出てくるAT(アーマードトルパー)やんけ(笑)

しかも、右半分の余白部分にサイド部分の内部メカ描こうとして途中で飽きて辞めとるし…(笑笑)

いきなり胴体から適当に鼻をほじりつつ描いたら全身のバランス破綻しとるし…(笑笑笑)

渇いた笑いしか出てきません(笑×5)(最近いろっぽいお姉ちゃん系の絵ばっか描いてるから腕が鈍るんじゃ。。。)

ちょっと真面目に補足しときます。

操縦室は球体の防弾カプセルに収まっていて、胴体部分は正面120度方向、上下180度方向からの30mm級APFSDS(徹甲弾)に耐えます。側面・上下・背面は14.5mm級普通弾に耐えます。

…他は紙装甲w
…うそです、ごめんなさいww

関節部は7~8mm級普通弾と中口径野砲の破片に抗たん。

バックパックに刺さってるのは、カップラーメンを食べる時に使う割りばし…じゃなくて、周囲監視用の補助カメラと360度監視用の動体モニター、IR(赤外線)、レーザー、各種警告機連動センサーなどなど。

正面向かって右が発煙弾。左側のㇵの字の蓋がついた箱はハードキルタイプのAPS(アクティブプロテクションシステム)射出機です。

ランドセル上面の穴には、近接防御用の調整破片弾発射機が入ってます。(周辺に歩兵がいると危なくて使えないやつ)

足首にローラーダッシュみたいなのが見えるのは気にしないでくださいw

手に持ってるのは手っ取り早くでっち上げた携行火器ですが…
武器系の話は次回以降の記事で掘り下げたいと思います。

文字だけだと何がなんやらよくわかりませんが、こうして下手くそな絵でもイメージが伝わると幸いです。

5.まとめ

今回は、シリーズ化記事の最初のものということで、書きたかったネタを大きく俯瞰したつもりでしたが、あとで読み返してみると専門用語もたくさんあって「これを初めて読んだ人に伝わるだろうか?」と考えた時…

やっぱ、無理だな(;^ω^)

みたいな記事になってしまってました。

非代替性の高い記事、専門性の高い記事、珍しい記事、とにかく読んでて面白い記事ってどんなのかな…?と考えた結果ぽーんと頭に浮かんで出てきた、つまらないアイデアでしたが、ちょっとマニアックすぎたでしょうか。

今回はnoteをはじめてから、たぶん最長の記事だったと思いますが、時間の関係で書ききれなかった事もたくさんあります。

その続きはまたの機会に(^^)

最後までお付き合い頂きまして、ありがとうございました。







(参考文献など)
文献と言うよりは、かけうどんが定期的に購読していたり、過去に紐解いて勉強した参考書などです。

〇 ジェーン年鑑(主に1990年代~2022年)
〇 JDW誌
〇 軍事研究(平成元年~)
〇 歴史群像(たまに気に入ったら買うか読む)
〇 防衛白書(創刊~令和3年度まで)
〇 月刊PANZER
〇 THE March(廃刊)
〇 書籍/数え上げるとキリが無いので書けません(笑)
軍事に関するもの全般(戦略、作戦術、戦術、戦記(史実系)、戦史・歴史(世界史、日本史)、兵器、軍事科学技術)軽く、2~3000冊は読んでいると思います。
〇 フィクションものの戦記ものもスキですが、偏ってますので書籍・作者名などのご紹介は割愛します。

小生肩書などは公表していないのですみません。

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