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トンガ沖火山噴火~支援始まる~

15日に南太平洋のトンガ付近で発生した海底火山、フンガトンガ・フンガハーパイの大規模な噴火が起こった。

フンガトンガ・フンガハーパイ火山は、トンガの首都ヌクアロファの北方約65キロの沖合にある。最後に噴火したのは2014年。科学者らによれば、15日に噴火するまで約1カ月にわたって噴煙が観測されていた。その後摂氏1000度前後のマグマが上昇し、摂氏20度の海水に触れたことにより、瞬間的に大規模な爆発が生じた。

オーストラリア気象庁は、噴火により高さ1.2メートルの津波が発生したとしている。津波は、トンガ諸島から北西に8000キロ近く離れた日本にまで到達し、日本の気象庁は、少なくとも2カ所で波高が最大3メートルに達するとの警報を発した。そして約8,600km離れたカリフォルニア、約10,700km離れたペルーまでも潮位上昇がみられ、ペルーでは異常な高波により2人が溺死したと報じられている。

トンガ諸島は、火山の噴火や定期的な地震で知られる環太平洋火山帯上に位置している。噴火する兆候があったとはいえ、島が消滅するという衝撃的なニュースを聞いて驚いた。

トンガでは雨水をためて飲料水にすることも多く、噴火で空中に飛散した硫黄酸化物が酸性雨として降り注ぐため、飲料水の早急な供給も求められているそうだ。

被害に遭われたトンガのみなさま、被災者のみなさまがが少しでも早く安心できるよう心よりお祈り申し上げます。

17日の朝9時から10時まで日本全国で気圧の変化がみられたそうだ。この気圧の変化は15日のフンガトンガ・フンガハーパイの噴火時にもみられ、この現象は「空振」によるものだと言われている。

この噴火による衝撃は、まるで海に大きな岩を投げ入れた衝撃のようなものが衝撃波となり、その衝撃波が地球を1周した可能性があるという。

その衝撃を感じてなのか、最近めまいがする。ぐるぐる目の前がまわるような。これは体調のせいなのかな?

地球は当たり前だけど、丸い。
その衝撃が地球を一周したことを考えると、世界で何かが起これば、それはもうそこだけの問題じゃない、とも思った。

今起きているコロナもそう。
トンガではコロナの感染者はコロナ発生以降1人しかいなかった。
コロナはグローバリゼーションが進んだあまり良い結果じゃないかもしれないけれど、世界的に良い意味でグローバルな考えですれば、今回の噴火はトンガだけの問題だなんて、なんとなく放っておけないと思った。
支援も始まっている。
もう他人事にしたくない、
自分一人では非力かもしれないけれど、何か私にできることがあるのではないかと思った。
遠い国で起こったこと、だなんて考えなければ、いつもの平和な日常がここにはあるかもしれない。
だけど、なんとなく他人事にできないんだ。



つづく



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