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生活の振り返りに「数量欄」が便利です!

暮らしの見直しに役立つ「数量欄」

 kakei+カケイプラスの「記帳(支出)」画面には、「数量」欄があります。ここに、電気・ガス・水道の使用量や、食品や消耗品など、買ったものの個数や重量を入力しておくと、暮らしのふり返りに役立ちます。
 この数量欄は、記帳の際のメモ・・のような機能です(kakei+カケイプラス上でグラフになったりするものではありません)。個数でも重量でも買い物の際に記録としてご活用ください。
*「数量」欄に単位はありません。個別に単位を記録したいときは、備考欄に「g」「cc」などと入力しておくと、後で見返した時にわかりやすくなります。例外として、電気(kwh)、ガス(㎥)、灯油(L)については、数量欄の右わきに単位が表示されます。
 ぜひ、記帳の際は継続的に「数量」欄に数字を入れてみてください!

「数量」を記帳したら何ができる?

 では、継続的に「数量」を入れて記帳していた場合、そのデータの取り扱いについて説明します。ここでは、電気とガスの使用量を例として紹介します。

 電気とガスの記帳をkakei+カケイプラスで「当座帳・検索」から、絞り込んで、それをダウンロードすることができます!
 では、やってみます!
 電気とガスは、「光熱費」です。kakei+カケイプラスのメニューから「当座帳・検索」画面を呼び出し、費目「光熱費」項目「電気」もしくは「ガス」と条件を指定して「検索する」を押します(下記説明画像では「2021年1月1日〜12月31日」で検索)。
 検索結果が表示されたら、一番下にある「CSVエクスポート」を押してダウンロードしましょう。 

CSVファイルは、Excelなどの表計算ソフトで編集可能なデータです。
スマホでは細かな編集がむずかしいので、パソコンで取り扱うことをおすすめします。

 ダウンロードができたら、そのデータを使って、Excelなどでグラフを作ってみましょう。折線グラフで年間の使用量を見てみると、エアコンを使用する夏に電気代が多くなり、冬に向かって、ガスの使用量が増加するのがわかります。
 このように、CSVファイルを使って自由に分析することができます!

とあるカケイプラススタッフの2021年の電気とガスの使用量です。

家計簿から見えてくるお金だけではない「わが家の傾向」

 家計簿は支出や収入など、お金の動きを記録することで、わが家の経済状況を見える化するツールです。なので、もちろん記帳だけでも十分です。
 今回ご紹介した「数量」欄は、そこからもう少し「わが家の傾向」をくわしく見る上で参考になる機能です。記帳の際に数量も入力しておくと、例えば、電気やガスの使用量を振り返った時に、今の契約で十分かそうでないか、見直すきっかけになるかもしれません。また、副食物費などでは、「あの時は、◯◯ばかり買っていたな」「◯◯料理が多かったな」など食生活の見直しにも役に立つかもしれません。また、数量や分量などがあると、その時々の物価(単価)を見る際に、算出しやすくなります。
 少し面倒かもしれませんが、お買い物を記帳する際には、「数量」も入れておくと、お金だけではない「生活の振り返り」を見ることができますよ。

 全国友の会月刊『婦人之友』の読者の集まり)で行っている「買い物しらべ」では、この数量欄に、野菜の重量や牛乳などの本数、トイレットペーパーならロール数を記帳しておくと、便利です。上記と同様に、「CSVファイル」をダウンロードして、Excelで開くと下の画像のように見られます(青菜類で検索したもの)。家計簿上級者向きに、わが家の「副食物費の100g単価」を出すこともできます。

メルマガ50図3

*記帳の際の豆知識

 記帳画面にある金額欄は「0」でも入力ができます。
 例えば、実家から送られてきた10kgのお米。自分で購入した時は記帳すると思いますが、贈り物などは記帳しないことがあるかもしれません。そんな時は、0円で記帳しておくと、いただきものであっても、食費の助けになっていたことを記録できます。
 お米なら、数量欄には「10」と入れて、備考欄に「kg」、お歳暮にオリーブオイルなどいただいたら、数量欄に「500」備考欄に「cc」と記帳しておくと、消費量を出す際に、加味されるので便利です。さらには、備考欄に「実家から」「歳暮」とか、入れておくと忘れませんね。





















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