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「これって、なに費?」 家計簿クイズです!

突然ですが、クイズです!

第1問!!

 『羽仁もと子案 家計簿』の「純生活費」の中に、自分のためには使わない費目があります。それは何でしょう?(『羽仁もと子案 家計簿』をご存じの方には、簡単すぎますね)

  ① 交際費
  ② 光熱費
  ③ 公共費

 正解は③の「公共費」です。その内訳は「献金、共同募金、寄付など」となっています。

 支出の中に他人や社会のために使う「公共費」という費目を設けたのは、ジャーナリストであり、教育者でもあった羽仁もと子ならでは、と言えるでしょう。
 この費目があれば、近年のように大きな災害があった時に、無理なく予算の中から寄付ができるんです。
 ただ単に「お金を貯めたい」ということをめざしていたら、この費目は不要かもしれません。けれども、羽仁もと子はこの費目を最初から設け、年収の1%を「他人のため、社会のため」に振り当てるように提案しました。
「わが家はお金を何のために蓄え、何のために使うか。どういうことを大切にする家庭なのか」と、その家ごとの方針やライフスタイルを考え、見直すことまでもが、この家計簿には組み込まれています。

続いて、第2問!!

この春に、入園・入学されたお子さんの制服は何費でしょうか。

  ① 教育費
  ② 衣服費
  ③ 特別費

 正解は②の「衣服費」です。学校に着ていく服だから、「教育費」じゃないの?と思いますよね。
 なぜ、制服は「衣服費」なのでしょうか?
 制服は学校への通学で着用します。それだけであれば「教育費」でよいのですが、例えば冠婚葬祭のときも、学生であれば制服で参加する場合があります。そのように制服の用途は限定的ではないことから、「衣服費」という考え方なのです。
 また、遊学のための引っ越しや家具家電の購入など、通常であれば、引っ越し費用は家族の特別なイベントなので「特別費」。家具家電の購入は「住居家具費」ですが、この場合は“お子さんの「遊学」にかかるお金ととらえて、すべて「教育費」とします。

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『羽仁もと子案 家計簿』では、支払う物や出来事だけで費目分けするのではなく、最終的な“用途や目的”を考えて、自分にあった費目に分けましょう!

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