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架け橋note、始めます!②

はじめまして!
ゲストハウス架け橋です!

こちらのnoteは、前回の記事、

の続きとなっております。

ぜひ前回のnoteもご覧くださいませ。


このnoteでは、架け橋での日常の様子や、スタッフの好きなこと、日々感じていることなど、、、
ちょっと(だいぶ)長めのつぶやきを投稿していこうと思っています。

基本的には、文章を書くことが好きなスタッフ「ちーちゃん」と「ぬ」の2人で書いていきます。
ということで、二本目のnoteは、「ぬ」の自己紹介をさせてください!


たかのまりあ : ぬ


サイダーで陶酔する夜に


【名前】ぬ
はじめまして。ぬ、と申します。

中学から呼ばれていたニックネームの最後のひと文字が残りました。
伸ばさずに、ぬ。かんたん、かんたん。

芽吹いたばかりの柔らかい草を求めて大移動しないし、ライオンとかヒョウとかチーターとかに狙われてないし、マラ川の栄養源になってないし、シマウマと仲良くないし。
だから正式な彼らのためにも伸ばさない方が良いと思う、たぶん。

ご覧の通り、この文字は本名には含まれていません。


【年齢】22歳
ミレニアムベイビー。20世紀最後の赤ん坊だったらしい。新卒の代です。

写真撮るときにダブルピースすると、小さい子って写真撮るとき自分の年齢を指で出すよなぁ、て思ってちょっとだけ恥ずかしい。かと言ってポーズの選択肢は他に無いのでピースの偉大さを再確認させられながら写真撮ってる。

秋生まれっぽいってよく言われるけど夏生まれです。ド真夏。


【出身】福島県
日本で3番目に面積が大きい県。その右上でモソモソと生まれ育ちました。
海が広がる城下町、のはず。それなりにちゃんと田舎。

安心できる場所。帰りたくなる場所。大好きな場所。

夜と朝が溶け合う時間にアラームをかけて、眠そうなまちを静かに進んで海に向かって、途中でコンビニに寄ったりもして。そして、海から起きてくる黄金色の朝日を見る。
両手でゆっくりと掬いたくなるような、そんな時間を過ごせる場所。


【生活】気仙沼
今年の春から就職と共に移住してきました。初めて気仙沼に来たのは昨年。

そうだ、ちょうど1年前の今くらいだった。大学4年生で今後の生き方に悩んで悩んで潰れそうになる毎日を送っていた時期。
そんなとき架け橋にお客さんとして宿泊して、人との出会いがあって、まちの空気を肌で感じて。
ここだ、と思った。誰かを納得させられるような理由はないけど、言葉で文字で表せないけど、感覚的にそう思った。

大学とか卒論とかコロナ禍とかいろいろあって移住するまで片手で数えられるだけしか足を運べなかったのに、また行きたいという気持ちが更新され続けていた、心地好い毒みたいな効果がある場所。

味はなんだろう、舌を追いかけてくる甘さがある中に爽やかさが吹き流れている感じ。あと、生ぬるさを数滴垂らして。
例えるなら、夏祭りに行くために夕方玄関を出た瞬間の外の空気とか。
いや、違うか。もう少し透明感も欲しいかも。

あ、瓶のサイダー。

今これを書くわたしが無意識のうちに思い浮かべているのは、夏祭りで売っているあの瓶のサイダーかもしれない。ドロッとした暑い空気の中で飲みたくなる甘さと、口内を弾く炭酸の刺激と爽やかさ。ビー玉を押し出して開けて、飲んで、ビー玉を取り出す。飲み終わったあとにもビー玉という形で存在を残し続けるから、その球体を見るたびにあの雰囲気と味を思い出してまた飲みたくなる。

気仙沼の土地で実際に肌で感じられるのがサイダーで、その後に家に帰って効いてくる毒がビー玉。夏祭りっていうのは、いつもと違うわくわく感が旅にもあるから。

夏を意識する季節だからかもしれないけど、今はこれがしっくりきた。
どうかな、伝わるだろうか。

長ったらしく書いたけど、まとめると気仙沼って架け橋って最高だよって話。


【言葉】音よりも形にする派
昔から、根っからの人見知りだった。
人の中には確かに意思が詰まっている、はずなのに何を考えているのか見えてこなくて思考や行動が読めない。そういう生き物に対してわたしが何か発言するたび触れるたび、相手にどう思われているのか分からなくて、相手の中に自分がどう残ったのか分からなくて、こわいと思ってしまう。

ただ、人と話すことは好きだ。
家族曰く、生きた年数が片手でも余る頃からけっこうなお喋りだったらしい。
電話に勝手に出て年齢を伝えるとよく喋るねと驚かれたり、構われたがりのわがまま末っ子を発揮して家族に話しかけ続けたり、とりあえず口が達者だったという。ちなみに家族の腕とか物をガジガジと噛んでいたらしいので、口は本当に達者だったんだと思う。
仲の良い友人にひたすら話しても、半分くらい聞いてなかったと言われるのはいつものこと。誰かに言葉をぶつけるという行為ができているから、たまに相槌があればわたしの中では満足だった。

これが混ざり合うとどうなるか。

言葉は頭の中で次から次へと溢れ、すぐに満ちていく。
のに、それを声として外に出すことを躊躇うから言葉がどんどん詰まっていく。

どうにかして消化させたい。

だから、言葉は書くことの方が好きだった。頭の中でじっくりと考えてから伝えられるし、どんなに回りくどい表現をして遊んでも許される気がするから。

でも、言葉とか、文章を書くとか、本を読むとか、好きだけど知識は無いし上手くもない。人より優れていないと知っているからこそ、評価を気にせずいっそのこと言葉を創りながら、自由に自分の好きなように書きたい。うわ、せっかく書くなら誰かに届けてみたいかもしれない。

そんな風にウヨウヨとゴチャゴチャと思ってみたりしていた。
こうして書き残せる場があることはわたしにとって楽しいし嬉しい。

さて、今後は何を書こうか。
書いていていちばんわくわくするもの、エッセイ的文章になるかな。

エッセイ的文章、と表すと聞こえは良いかもしれないけど、つまりはわたしの思い出とか気持ちとか、口から消化されず喉に溜まっている言葉たちをただただ文字にするだけ。
というか、そういうものしか書けない。

わたしの中の言葉たちを、声ではなく文字で、可愛がってあげてください。


【感想】サイダーが飲みたい
ここまで読んでくれた方、本当にありがとうございます。

自己紹介、難しかった。
顔の見えない誰かに読んでもらうために、しかも自分のことを書くなんてほとんどしたことがなかったから。何をどう書いたら良いのか迷いまくってる、今も。

わたしなんかのこと書いて読んでもらうって、申し訳ないな。
好きなもの嫌いなもの、他にももっと書こうと思ったけど、終わりが見えなくて消してしまった。またいつか、ゆっくりと書こうと思うのでその時はどうか読んでやってください。

関係ないことをダラダラと書いてきた気がする。
自分の体験談と、自分の気持ち。このふたつって文章の書き方とか言葉の表し方とか言い方とか、異なると感じていて。わたしの文章だと思えるのは前者を書いたとき。だけど言葉が溜まりやすいのは後者、のはず。

兎にも角にも。
正直、不完全燃焼です。消化不良。
文章を書くのが好きだとか言ってたくせにナニコレ読んでらンねェよ!て思わせてしまったかもしれない、ごめんなさい。
もっと頑張ろうと思った。

さいごにひとつ。
気仙沼は星が綺麗なんです。想像以上。見えすぎる。
北斗七星なんて、指極星としての責任感が強すぎて心配になるくらいでっかい。あの距離から伝わってくるなんてよっぽどだと思う。

決めた。今年の夏は星空を見上げながらサイダーを飲もう。



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