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春を纏って

「今週も雨かー、、」
3月、雨が続いた週だった。
晴れていれば世間は桜満開でお花見シーズン。
しかし見事なまでに毎日の雨、雨、雨。
降水確率80%とかの希望すらないやつ。

「そりゃないぜ神様よぉ、こちとら春の陽気と満開の桜の景色で一杯やっちゃうの心待ちにしてたのによ」
なーんて趣のあるおじさんみたいなおばさんかと思いきや結局おじさんみたいな人もさぞ多いことだろう。
おじさん、その気持ちめちゃくちゃわかるよ。

春は色々な感情が湧き出てきて好きだ。
春の短さとか桜とかあの儚くて尊い部分に美しさが宿ると思う。
だから毎年欠かさず春は撮ろうと決めている。

「うわ急に美しさとか語り出したぞこいつ」って声が聞こえてきそうなものだが、そんなこと言われてもだって春好きなんだもん。
許してくれよ兄弟。

だからこそ今年は雨続きで少し悲しみに暮れていた。そしてとりあえずだけど一応カメラを持って雨の中近くの公園に行ってみたわけよ。
当たり前に春っぽさとかないし、雨の中桜見る人なんていないわけです。
でもそんな中でも桜はちゃんとそこに咲いていて、ちゃんと春を全うしていたんだよね。

そこで一度考えを切り替えてみたわけですよ。
雨に濡れて水に流されてく姿もまた美しいのでは?ってね。
これはこれで良いんじゃない?ってね。
いやーそんな美しさも見出せちゃうの僕って?ってね。

とまぁ戯言はこのへんにしときましょうかね。
とはいえその場の状況で悲観するだけだと、存在しているかもしれない別の側面には気付けなかったりする。
わりとあるよねそういう場面て。
あるよね?
ね?

滴っちゃってるね

そんなことを3月の桜を見て考えていましたと。
知らなかった春を知れたみたなね。
こんな春も悪くはないかもなってね。

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