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人生2度目の休職雑談日記(10日目)

人生において、二度も休職をする人は殆どいないのではないのでしょうか?

休職自体は、例えば社会人大学院に進学するとかポジティブな人か、病気やケガを理由に、あとは精神を病んで休職するというイメージがあり、それでも大多数の労働者は経験することはほとんど無いでしょう。

休職するにあたり、悩むのは「復職できるだろうか?」というところだと思いますが、もうひとつは、傷病手当金が給料の標準報酬月額の60%しか支給されない事ではないでしょうか?大手の健保組合では独自にプラス10%加算してくれるところもありますが、半分近く収入が減ってしまうのは正直きついのではないかと思います。

私も最初の休職の際は、大手の健保組合でしたので給与の70%相当を支給してもらえましたが、この傷病手当金というのは、給与みたいに毎月決まった日に振り込まれるものではなく、会社(人事総務)の手際によって、酷い時には3か月間も放置された事もありました。

手取り自体は、今まで控除されていた所得税と労働組合費が消えたので、正直休職前の手取りより少し少ない程度で済みました。正社員だと労働組合費ってけっこう重荷なんですよね。

余談ですが、1回目の休職をした会社では、労働組合の中央執行委員をやっていまして、年12回の会議へ参加すると毎回1万円の「活動費」が支給され、組合費4千円を差し引いてもプラスになっていたので甘い汁を吸わせてもらっていました。

手取りが少なくなると、当然これまでの生活水準を維持できなくなる訳ですが、さりとて休職中なので副業で稼ぐわけにもいかないのすが、これ、意外と何とかなるものだと思うんです。

まず、出社しないので外食する機会が減り、自宅で自炊になれば、食費が大幅に改善されるはずです。また、仕事帰りの一軒居酒屋、なんていうのも無いので無駄な出費が無くなります。自宅で療養しているので水光熱費、とりわけ電気代は増えますが、例えば日中は図書館へ行くなどすれば削減可能です。

お医者さんから言われていない人は、「自立支援医療制度」を申請して下さい。休職期間中、月2回、最低でも月1回、精神科か心療内科に通って診療や薬を処方してもらいますが、これ、医療保険の3割負担を1割負担にできるんです。問診で1回1,500円、30日分の薬で3,000円、計4,500円が、1,500円になるのですから、とても大きいですよ。

「自立支援医療制度」に申請する際、一緒に「精神障害者手帳申請」もしてみてはいかがでしょうか?『いやいや、俺精神障害者じゃないし』と抵抗があるかもしれませんが、もし、手帳が交付されたら、後々便利です。双方ともに診断書を作成してもらうので、2枚で1.5万円くらいかかりますが、やっておいて損はありません。むしろチャンスと思ってもらえてもいいです。

さて、タイトルにもありますように、2度目の休職をして今日で10日目になります。あっという間に10日間が過ぎてしまいました。私は日記をつけているので、とりあえずこの10日間どうしてきたのか見て、ああ、こんな事してたのか、と振り返りますが、基本何もしていません。ダラダラと過ごしていました。休職すると、このダラダラが気がつけば1カ月、半年、1年となっていきます。そうです、私のこの日記のようにグダグダとダラダラと・・・。

これから休職しようか悩み迷っている人、休職していて不安や心配な人がいらっしゃったら、私の経験でよろしければアドバイスいたします。そして、こんな感じで不定期で日記をあげていきますので、宜しくお願い致します。

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