断捨離

休職してから一か月が経ち、気力も少しづつ回復しかけている中、もし先日面接を受けた会社に採用される場合、もう休めるのは一か月半しかないと、少し焦燥感を感じ、それとは別に、今住んでいる持ち家を売却して市営か県営の住宅に引っ越せたら住居費が圧縮できるなぁ、などとあれこれ考えるようになり、身の回りの整理を徐々に行っております。

まずは不要なものの処分、という事で読まなくなった書籍を段ボール箱いっぱいに詰め込み、６箱分をネットオフに売却。値段なんかつかないのは承知のうえで、捨てる、という行為が出来ない為、クソ重たい段ボール箱を佐川急便のお兄さんに持っていってもらいました。

次に衣類、さすがに１０年以上前の衣服はサイズが合わなくなり、もうあの頃の体格には戻らない事を悟り、こちらはビニール袋にまとめて捨てました。けっこうな量になりましたが、ブランド品は一切ないのでトレジャーファクトリーでも売れないのはわかっていたので普通に捨てました。

独身で３ＬＤＫの一軒家に住んでいるのですが、広いはずが無駄な荷物のせいで足の踏み場の無い、いわゆる「ゴミ屋敷」に近い状態でございます。
うつ病などの精神疾患者は片付ける意欲がわかなくなる、いわゆる「ディオゲネス症候群」に陥りやすいと言われますが、まさにその通りで、とりわけ６年前にうつ病で１回目の休職をした時から特にひどくなっていきました。

そしてネット通販で無意識に衝動買いをしまくっては、荷物を開封せずに積んでおくような事もあり、どの箱に何が入っているのかさえもわからなくなっている状況です。

ある程度わかっているものについては、メルカリやヤフオクに出品していまして、そこそこ価値のあるものはすぐに売れるのですが、メルカリの場合、販売手数料が売上金額の10％、そして送料が750円～と、けっこうな額になり、手取り額は寂しいものです。しかし、中には安く購入したけど、今や価値が出て高額になっているものもあり、それが売れたりすると、さながら転売ヤーになった気分にもなります。ネットで販売したものはコンビニで簡単に発送できますが、回数が多くなり、すっかりコンビニ店員さんと顔なじみになってしまっているのでは、と思ったりしています。

何とか今月中には、ある程度断捨離をして、万が一退去することがあっても大丈夫くらいにまでは片付けておきたいと思います。

『人間の幸福感は、見えている床面の面積に比例する』

モノを断捨離することで、忌々しい過去の記憶も捨てられたらいいなぁ・・・。