自作の詩をまとめます。その2

こんにちは。

「茹で上がりトランポリンぽよぽよ担当大臣」です。
は？

こちらの記事の、もっと最近の詩のやつです。

誰も


この布団から




この躯を引き摺り出さない








だからお前らのせいだ

22/01/23の。
正直、俺のせいだと思う。

ダイオウイカのてっぺん













ダイオウイカ大王

22/01/27の。
これが「詩」を名乗っていること自体がレトリックなんだと思うけど、どう？

空っぽな一日ほど記憶にこびり付く






無の薫り



夕方の

22/01/29の。
何もしない日ってずっと変なこと考えてるから実質何かをする日よりも体力は使うと思った。

薬缶の囀りを

嬌声と聞き違える








隣人の隣人



要は俺

22/02/05の。
自嘲的な調子で楽しいこと言いたいという人生。

生きてるだけじゃそれで良い筈がない

都会或いは人間それ

22/02/07の。
玉置浩二さんって、痩せられましたよね。

春よ〜〜
































































呼んでも来ない

22/02/11の。
松任谷由実さん、女性歌手の中でもワンランク上だから、松任谷由実さんのみになっちゃってんじゃねぇか。

虫が静脈を駆ける






月



月

もうひとつの月







我が孤独に

22/02/15の。
眠れない時間って気持ち悪いんだよな〜

え！？


え！？


え！？


え！？


……


↑こんな人生だったらよかったのに

22/02/20の。
この世界、ハレとケのバランスがおかしい。

ベランダに干されし衣服の全てが
たそがれているようにも見えた春

22/02/26の。
住宅への愛着って、住んでる時は感じるけど、出て行く時はそんなものの存在、一切忘れてるというか。

思い出になりたくないから

シャッターを切らないで


砂の海

少しの雲














春

22/03/02の。
卒業シーズンっていうのがなんか好きじゃなくって、単なる年度末として捉えたい自分がどこかにいる。

ハンバーグを食べた後の皿は汚い

なんならハンバーグを作る時に使う器具
ハンバーグを作った後









全部汚い

22/03/15の。
目先の快楽のためにその手を汚すことなかれ。

「先生もわからん」




って、

たまには、

言え〜〜！！！！！！！

22/03/19の。
SNSで、多分教育関係の人の「教師だって人間なんだから特定の生徒を嫌いになることはある」みたいな書き込みを見てドキッとした。多分俺は嫌われるタイプの生徒だったな〜。

ふわふわ

22/03/23の。
天才だなこの詩。改めて見てもすごい。

カーテンが靡かない

22/04/01の。
何でもない日を記憶に残すしかないと思った。どこかで俺は死への恐怖と戦ってるんだな。

指先から噴き出る汗すら
私が人間であることの証拠になり得ない






春の狂気

22/04/06の。
結局自分が何者なのかすらも自分で定義しないといけない上に、それすらもいくらでも再定義が可能であるという点において、人間はしょうもないよな。

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生活の空気のにおい





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朝の布団の音

22/04/13の。
日常が文学になり得ないってそんな殺生なことないよ。

星が演奏記号に見える夜がある





空には音符に見えるものはない

22/04/27の。
楽譜が読めないのは咎められないのに空気が読めないとすごい不利になる。空気のほうが難しいのに。

指先を竹輪の穴にあてがう夜

人が生まれる意味





バイキンマンのように生きる


六月が来ない

22/05/03の。
5月始まって3日なのに6月が来ないことに言及すんなよ

洗濯機との会話が

うまくいった試しがない


冷蔵庫との会話も


電子レンジとの会話も


掃除機との会話も


炊飯器との会話も


エアコンとの会話も


人間との会話も

22/05/09の。
人間関係ってすげえ難しいよな〜

深夜



















涙は流れず

22/05/13の。
文学も空行の存在が大事だし、漫才も間の取り方で見え方に多大な影響が出る。それは映画だって同じことが言えると思う。要は、映画の倍速視聴とかって、それはそれは勿体無いことしてると思うんだよね、と。

この世には唯一、お金じゃあ買えないものがありまして、これはもう本当、唯一なんですけど、

ニヒリズムです。

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