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コスパだけを意識した大学生へのアドバイス

 この文章は、大学生活とその先の人生をコスパよく豊かに過ごすためのアドバイスです。コスパとは『コストパフォーマンス』の略ですがここでは「得られるリターンが大きい」「リスクを減らせる」という意味で使っています。
 コスパを重視するあまり、人情がない点もあります。
 内容には特に目新しいものはなく当たり前のことが書かれています。

※有料部分0文字です。最後まで無料でお読みいただけます。



1.留年しない、絶対卒業しよう

 大学の学費はとても費用がかかるので、コスパを意識するなら絶対に留年しないようにしよう。
 単位を落とさないようにしっかり勉強しよう、勉強の妨げになるような過度のアルバイトやサークル活動は控えよう。
 勉強の効率を上げるために同じ学科の同期や先輩と適度に交流しよう。
 留年している先輩や同期に出会った時に『留年してもいいかも』と甘く考えるのではなく『ああならないように気をつけよう』と反面教師にしよう。
 もしかしたら、大学在学中にやりたいことが見つかって『大学をやめようかな』と思う人もいるかもしれない、でもすでに払った学費は返ってこない、もったいないので絶対卒業しよう。

2.自分の価値を高める自己投資をしよう

 たくさん勉強しよう。勉強は何歳になってもできると思うでしょうが、人は周りに流されるものです。周囲の人がみな勉強をしている大学時代が一番勉強に取り組みやすい時期と言えます。
 本をたくさん読みましょう。大学図書館を使い倒しましょう。学問に関する本も勿論ですが、小説や漫画などでも良いです。幅広くたくさん読むことで知見を広めましょう。
 資格の取得を目指すのも良いです。資格は収入の高い仕事に就く可能性を手っ取り早く上げてくれます。
 色々な経験を積みましょう。仕事に就くと自由に時間が取れないこともあるので、旅行に行くのもいいです。色んな場所へ行く、色んな人と会う、色んなことをするなど、なんでも経験となります。
 料理も少しはできるといいでしょう。料理は短期的には時間的コスパが悪いように見えますが、自身の健康管理に使える一生もののスキルになります。男女問わず交際相手を見つける際の武器でもあります。

3.健康でいよう

 心身ともに健康にいられるように心がけよう。
 朝昼晩きちんと食事をとろう。野菜を摂取する等、栄養バランスも少しは気をつかおう。
 睡眠をとろう。夜ふかし、徹夜はなるべくやらないようにしよう。睡眠不足は鬱病などの精神疾患にかかるリスクを高める。
 運動をしよう。軽い運動でもいいので、運動不足にならないように心がけよう。
 毎日お風呂に入る、部屋の掃除をするなど、身の回りをきれいにしておこう。
 お酒は飲み過ぎないようにしよう。アルコール中毒などの健康リスクが高まるだけでなく、酔った勢いで取り返しのつかないことをしてしまう恐れもある。
 新型コロナやインフルエンザなど感染症が流行っている時期は手洗いやマスク着用をしよう。感染すると自分の時間が失われる上に、周囲の人にも感染リスクを負わせることになる。
 心の健康を保つため、適度に人と交流しよう。友人や恋人を作って遊んだり勉強したりすることで、楽しい生活を送れるようにしよう。

4.危険から身を守るための情報を得よう

 大学生活には多大な金銭的損失や、人生そのものを棒にふることになるリスクも多く存在します。カルト宗教、マルチ商法、投資詐欺、違法薬物、口座売買、詐欺の受け子となり知らない内に犯罪に犯す等、様々なリスクがあります。そういった情報を得て危険から身を守ろう。
参考:大学生が狙われる50の危険https://www.univcoop.or.jp/fresh/life/50kiken.html

5.大学院進学は熟考しよう

 『大学生活が心地よい』『もっと学問したい』など様々な理由で大学院進学を考える人がいるかもしれないが、軽々しく判断しないようにしましょう。
 まず単純に学費がかかります。卒業して就職すればその時点から給料をもらえますが、院進学しているともちろん稼げません。修士課程修了後に就職すると学士卒よりも少し初任給が多いこともありますが、学費と就労期間を合わせて計算するとマイナスになるでしょう。
 修士課程の先、博士課程に進み研究職に就くことを考える人もいるかもしれません。しかし、研究職でいいポストにつける人数は限られています。いいポストが見つかるまで不安定で低収入な状態が何年も続くかもしれません。そういったリスクを背負ってでも研究職に就きたいという強い気持ちはあるか、よく考えましょう。

6.交際相手の処遇を考えておこう

 大学在学中には交際相手ができるかもしれません、しかし大学卒業後も付き合い続けようとするとコスパが悪いことも多いです。
 卒業後、多くの人が就職しますが、交際相手と居住地が離れてしまうと遠距離恋愛になってしまいます。遠距離恋愛は交通費や時間など大きなコストがかかり、次第に疲れて結局別れてしまうことが多いです。それならばそもそも遠距離恋愛しないほうがコスパがよいと言えます。
 『交際相手との結婚も視野に入れて就職先を選ぶ』となると、そもそも『今の交際相手は結婚するのに適切か?』という問題にあたります。その相手と共に生きていくにあたり、お金の価値観や人生観はわかりあえそうか? お互いの実家が離れていれば帰省のたびに交通費や時間がかかるが、その負担に耐えられるか? 就職先の選択肢を狭めてでもその相手と一緒にいたいか? よく考えて決めましょう。
 一度結婚した相手と離婚する、もしくは嫌いな相手と交際関係を続けることは、金銭的・精神的・時間的にもとても大きな損失なので、そのリスクを減らすように相手をよく考えましょう。

まとめ

 コスパを意識することはあくまでも「より良い人生を生きる」手段のひとつです。長い人生をずっと楽しんでいきましょう。

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