「表現する」ことは「カミングアウトする」こと

好きなことや思いついたこと、考えたことなどを記録しておく自由帳のように使ってみよう、と思ったのが、noteを始めたきっかけである。
また、自分の日常とは離れた場で自分を表現してみたかった、というのもある。
なので、詳しいプロフィールはあえて書かずに、発信し始めた。


看護師であることも名乗るつもりはなかった。
というのは、世間の看護師に対するよくあるイメージ、
いわゆる3K　(もはや死語？今は9Kらしい)
人のお世話をする大変な仕事　　
(世の中には大変な仕事はたくさんある)
白衣の天使　(これも死語か…)
優しくて崇高で清純　
(残念ながらそのような方には出会ったことがない…)
などのイメージと実際にギャップ、違和感があり、
そのような先入観で見られることに抵抗があったから、である。


しかし、何かを表現する、文章にせよ、写真にせよ、そこには自分の意思が反映される。
自分の生きる「ベース」はやはり「看護師」であることが前提にあり、それを抜きにして自分の思いや考えを語ることはできないと感じた。


「表現する」ことは自分というものを「カミングアウトする」ことであるのだと。


結果、少しずつカミングアウトしていくうちに、気持ちが開放的になった気がする。
自分の生きる世界を表現する、
それは自分の今の状況や立ち位置を確認し、前へ進む原動力になるのではないか。
また、自分の生きる世界、とあるひとりの看護師の生きる世界に少しでも興味を持って、おもしろい、こういう考えや世界もあるんだなぁ、など自由に感じていただけたら幸いである。


読む人を不快にさせない文章を心がけ、様々なnoteにふれ、自分の世界を広げていきたい。