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Let's go to the mountain #1


去る5月4日、みどりの日
ステイホームも限度がある
このままでは体が鈍ってしまう…
すでに鈍っているが、これ以上鈍らせてはならない。

そうだ、山へ行こう!
今日はみどりの日だ。

「自然に親しむとともにその恩恵に感謝し、豊かな心をはぐくむ」という趣旨のもと、制定された日である。

天気は快晴、雨予報なし、申し分なし

ということで我が家の近くの山
「三登山(みとやま)」トレッキングへ出発

この山を登るのは小学校4年の遠足以来、
実に27年ぶりである。
頂上付近に立ち並ぶパラボラアンテナが特徴で、遠足ではそこまでしか行っていない。
ならば山頂まで行ってみよう!

さりとて思いつきだけで行けるはずもなく、事前に情報収集

登山道はトレッキングコースとして整備されており、距離を記載した標識が多く設置されている。
つまりは初心者向。
登頂コースはいくつかある
自宅から近い「山城コース」を選択
室町時代に構築されたとされる山城、その史跡をたどるコースである。
三登山の標高は923m
1000mに満たない里山である。
総延長は4.9km
所要時間は4時間(往復)

AM 9:30 出発地点 蚊里田八幡宮
毎年5月5日は例大祭で賑わうが、今年もその光景は見られず。
来年は見られるだろうか…

りんごの花 桜にも似ている
桜のような華やかさはないが、青々とした緑の葉と青空とのコントラストが素敵

さぁ!張り切っていこう!
手書き文字がゆるい感じでハイキング気分
(後にだまされたことを知る)

みどりの日にふさわしいみどりだ

倒木!! 先行き不安だ…大丈夫だろうか…
迂回しながら進む

開けた場所へ出た

目指すは城跡のさらにその先、まだまだ…

np! No Problem! 熊よけの鈴に防犯ブザーまで持ってきたので!

かわいらしい花に癒やされながら進む

郭とはお城の中に造られた一つの区画のこと、
五、四、三、二、と続き…

主郭、お城の中心、本丸のこと
「壱の型!弐の型!三の型!」とノリノリの娘
いや、「型」じゃなくて「郭」だから!
トレッキングポール代わりの木の棒を振り回して聞いちゃいない。
「全集中の呼吸」で山頂まで行きたいものだ…

山城跡、到着!
室町時代に思いを馳せる余裕なし…
ここまでの道のりは1,880m
総延長の半分にも満たない!
まだまだだ…
軽々どんどん先へ行く娘(10才)
山ガール、うらやましい…
山道を駆け上がっていく姿とは対称的な私
置いてかれる…
老いて枯れる…
姨捨山か!?(俗称うばすて山、おばすて山)

姨捨山とは…

信濃の国に年寄りの大嫌いな殿様がいた。彼は、70歳になった老人は山へ捨ててくるよう国中におふれを出した。ある月明かりの夜、一人の若者が年老いた母を背負って山に登って行った。彼の母親は70歳になったので山に捨てなければならなかった。という悲しい伝説の山がある。しかし、ここからの眺めは絶景であり、今では観光スポットとして有名。

話が逸れた、
とにかく歩き続ければ道は開ける
つべこべ言わず、前進あるのみ

後編へつづく


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