アウトプット

【1日1冊】2分間だけ!簡単なマインドフルネス/サーチ・インサイド・ユアセルフ ― 仕事と人生を飛躍させるグーグルのマインドフルネス実践法(著)チャディー・メン・タン

こんにちは。

本日は、「サーチ・インサイド・ユアセルフ(著)チャディー・メン・タン」の紹介です。本書のタイトルである「サーチ・インサイド・ユアセルフ」は、google で提供されているマインドフルネスに基づくEQカリキュラムの名前です。google では、カリキュラムも常にブラッシュアップされているようですが、本書は、そのカリキュラムの内容が公開されていますが、本当に簡単に実践できる内容があります。


EQを高める効果

本書を読み、実践することでEQの各領域を高めることができ、EQを高めることで「職務遂行能力」、「リーダーシップ」、「幸福感」を向上させることができるとあります。そして、EQを高めるためには、まずはマインドフルネスを活用し、注意力を鍛えます。

- 職務遂行能力:楽観的な保険のセールスマンは、悲観的な人よりも1年目で8%、2年目で31%売上が高い
- リーダーシップ:卓越したリーダーを際立たせる能力の80〜100%が情動面での能力
- 幸福感:幸せはトレーニグで身につけることができる
マインドフルネスとは、「『今、この瞬間』を大切にする生き方」を指します。マインドフルネスの実践により、ストレス軽減や集中力の強化などの効果が得られるとされることから、21世紀に入り世界中で大きな注目を集めています。
引用:リタリコ仕事ナビ  https://snabi.jp/article/118

今からはじめられるマインドフルネス瞑想

本書で紹介されている「マインドフルネス瞑想」は信じられないくらい簡単です。「やさしい手法」と「もっと優しい手法」が紹介されています。

「やさしい手法」は、2分間、穏やかで一貫した注意を自分の呼吸に向けるだけです。呼吸することに注意し、呼吸のプロセス(吸って、吐いて)を意識して行います。

「もっとやさしい手法」は、2分間座っているだけ。何もしない。

しかも、本書では、「姿勢」も好きな姿勢で良いとあります。伝統的な座った姿勢についても、現在の椅子やソファに座りなれている人たちには違和感があるため、存在さえ知っていれば、ガイドラインにして自分にとって快適な座り方を見つければよいとあります。

さらに、「目を開けるのか、閉じるのか」については、著者の提案として、目を閉じた状態から始めて、眠そうになるたびに目を開けるという方法はどうかと提案している。(ようするに、本当にどっちでもよいといことですね)

つまり、本当に「2分間」呼吸に意識を集中することで良いという簡単な瞑想なのです。

マインドフルネス瞑想中のプロセス

マインドフルネス瞑想を、2分呼吸に集中するとありますが、集中できたり、気が散ったりする流れがあると思います。そこで、集中できるようにプロセスが説明されています。

まずマインドフルネスの状態でいたいと望む理由を考える。呼吸に注意を向ける。ここで呼吸に注意が向けられると穏やかで集中した状態になる。しかし、集中はいっときで気が散った状態になる。再び集中するために、呼吸に注意を向ける。


本日の1枚まとめ

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本日のメモ

本書は、マインドフルネスの実践本でありながら、読みやすい。また著者の文章も読みやすいため、簡単に読めると思います。

マインドフルネスに興味がある人は簡単にはじめることができるので、ぜひ一読してみてください。

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