台北の旅1日目〜実現した「台湾に行きたいわん」の記録
2024年4月19日
長年の念願だった台湾への旅がついに実現する日が来た。
・はじめに
台湾に行きたいと思ったのはいつからだろうか。
当時仕事で台湾に住んでいたY氏に、いつか行くから案内してねと約束して別れたのはもう10年も前のこと。
台湾は、一番近くて美味しい海外。親日的で治安もいい。推しのアーチストが台湾への旅を楽しんでいる様子をSNSで見たことも、そんな私の気持ちを後押した。
「いつか」はなかなか来ないまま、コロナ禍になり海外旅行などとても行けない状況になった。何より、2~3日も休みがあれば行くことができる台湾だけど、この10年私にはとてもそんな余裕はなかった。もっとも時間でなく、気持ちの問題だったと今ならわかるが。
仕事を辞めると決めて、たくさん旅をしたいと思った時、まずは台湾に行きたいと思った。
そして、12月29日に話を出したら、1月5日には日程もメンバーも決まっていたことは、前にnoteに書いたとおりだ。
・出発まで
まこりんと別れて、幸せな気持ちで旅のスタート。
いったん倉敷に戻って、M美を車に乗せ、空港へ向かった。
晴れの国の空港は、その名も「岡山桃太郎空港」。
1時間ほどのドライブはこれからの楽しみな気持ちで話もはずみ、帰りに寄るカフェまでも決めてしまった(笑)
空港の駐車場は、やはり一番遠い第4駐車場しか空いていなかった。
それにしても、無料って魅力的だ。ありがたい。(ちなみに一番近い第1駐車場は有料です。が、1日1000円ととてもリーズナブル。お金に余裕がある人たちの立派な車がいつも停まっています。)
・桃太郎空港にて
集合時間にはまだ時間があったので、M美と二人で腹ごしらえ。朝から一仕事してきたM美はおなかが空いているとランチ。ついさっきまでモーニングをしていた私は、そうでもなかったのだけれど、フレンチトーストの誘惑に負けてしまった。
N子も合流し、S子とY氏とも無事会えた。
今回の旅はチーム300。
還暦5人組(=60×5)ゆえの命名。
隊長はY氏。
これから4日間、元気で楽しく旅するぞ!
おー!!
さて、空港で絶対にやりたかったことがある。
「行く先々で顔出しパネルで写真を撮る」という目標を達成せねば!
小さい空港の隅々まで探したけれど、顔出しパネルはなかった。桃太郎に期待したのに_| ̄|○
仕方ないので、桃太郎の銅像の前でポーズ!
ちなみに、同行の女子3人とともに犬猿キジをやった写真も撮った。楽しい旅の始まり。さすがにここへは写真は出せないけれど。
出国手続きも終わり、いよいよ搭乗。
・搭乗
「タイガーエア、狭いでしょ?><」と前日のライブにきていた早苗さんに言われていた。
「2時間ほどだし、大丈夫ですよ!」と答えていたが、・・・・まあまあ狭かった。
重いのに荷物に入れてきた本を隣のS子に無理やり貸して見せていたら、いつの間にか寝ていた。
右隣のM美は、昨日ほとんど寝ずに仕事をしていたそうで、当然爆睡。
ちなみに、女性ばかりの客室乗務員は、機械的に業務をこなされ、なかなかに不愛想でした。
あ、時計を合わせました。(みんな勝手に合ってた)
台湾は日本より1時間遅いのです。
・台湾桃園空港にて
そうこうするうち、台湾に到着ヽ(^。^)ノ
Y隊長に言われて、事前にオンラインで入国書類を提出していたので、機内で紙をもらうことも、書くこともなかったけど、「この紙を持って行って」と言われるままに1枚とり、みんなが入れているところへポイ。
どの列が早く進むかを見極める裏技をY隊長に教えてもらい、すいすい進んで入国審査も難なく通過!
次は両替。
いざ空港内の銀行へ。
隊長から、日本円は15000円を両替するよう言われて用意していた。
そんなちょっとで足りるの?とずっと思っていたが、ここは指示に従おう。
お金を出してサインするだけ、ここでは言葉の心配は要らなかった(笑)。
そして、この旅で一番楽しみにしていたといっても過言ではないキャンペーンの抽選!台湾観光局が大盤振る舞いをして、旅行客に5000$があたるというキャンペーンを打っているのだ。
事前登録をして、この瞬間を待っていた。
4人もいれば1人くらいは当たるだろう。きっと当たる。当たるはず。
コーナーにあるタブレットは日本語も選べて簡単に操作できた。落ちてくるコインをタップして・・・・え?1つ選ぶだけ?え?もう終わり?
外れました・・・信じられないことに全員外れ。
ちなみに、M美は別のキャンペーンですでに5000$を当てていて、このキャンペーンへの応募資格はなかったのですが、台湾での宿泊などに使えるという5000$を使うために、彼女も近いうちにまた行くはずです!
続いて、S子のSIMカードをレンタルに。
この間も顔出しパネルを探し続けたけど、ここにもなかった。
仕方ないのでこちらでパチリ!
SIMカードの手続きをしたところでは、悠遊カードも売っていた。
悠遊カードとは台湾の交通系ICカード、いわゆるICOCAだ。これを買って入金しておけば、電車もバスも乗れてコンビニで買い物もできる優れもの。
どこでも買えるのだが、お店によっていろんな形や柄があるとガイドブックで読んでいた。しかも単なるカードの柄ではなく、立体的なものやぬいぐるみみたいなものなど様々。
普通のカードじゃないほうがいいと、ここでは購入せず空港内のコンビニを探して隊長に連れて行ってもらった。
ここでちょっとした衝撃!
なんとコンビニエンスストアは「便利商店」。
無事空港内のセブンイレブンにたどり着き、悠遊カードを購入したのだが、結構いろんな種類がありかなり迷った。
台湾柄のかわいいバッグのついたリサ・ラーソンの猫に決定。350元なり。
350元のカードに、500元を入金してもらう。
隊長に教えてもらった「じゃーうーばい(加五百)」。
ちゃんと通じたv(^^)V
ひとつ言葉を覚えたよ。
・ホテルへチェックイン
ホテルまでは、空港からバスで行きました。
隊長についてターミナルへ。
待つことしばし、目的のバスが来たので乗車。荷物はトランクへ乗せてくれた。高速を走るのでシートベルトをします。
走り出したところで、隊長から注意
「ちょっと声のトーンを落として」(苦笑)
はい、ごめんなさい。
この注意は、この後も地下鉄の中で2度ほど言われました。毎回だいぶ我慢した末に言っていたf;^^
バスの座席は、充電できるようになっていた。
ちなみに、バス内の案内音声は小さくて早口で聞き取りにくく、日本のように行先や料金の一覧がないので、わかりにくい。まあどうせはっきり放送されてもわからないのだけれど。スマホで地図を見ていたら、どこを走っているかわかるので乗り過ごすこともなく便利。料金は、乗るときと降りるときに例のカードをピッとやるだけ。(ちなみに地下鉄もバスもめっちゃ安い!)
ホテルの近くでバスを降り、歩いてホテルへ。
今回の宿は、台北サンルートホテル。
日系なので、日本人客が多く、スタッフは全員日本語ができる。場所も便利で比較的リーズナブルと、隊長が決めてくれました。
荷物の整理をしたら、さっそく夜の台北市内へ。晩御飯も食べなきゃね。
・いざ台北市内へ
①雙城街(?であってるのかな)
最初にホテルから歩いてすぐの夜市へ。
うわあ~!
たくさんの屋台が並んでいて見ているだけでわくわく。
隊長が、ここのコレが美味しい、あの店の〇〇はおすすめ、と教えてくれるので、勧めにしたがって、ここでは2つのお店で食べました。
私はここで初めて「4人くらいで行くのがいいよ」と言われた意味を理解した。
1人や2人じゃ、1品か2品食べたらおなかいっぱいになるけど、4~5人いるので、みんなでシェアすれば、いろんなものがたくさん食べられる!
隊長の指示で用意してきていた紙皿やスプーン・フォークが大活躍した4日間が始まったのでした。
②寧夏夜市へ
「じゃあ次へ行こうか?」
おお〜、いきなりハシゴ!!
我らがY隊長は、この旅が決まった時から、綿密に予定を計画してくれた。私たちの行きたいところ、食べたいものの希望を聞き、効率よく回れるようにプランを立ててくれた。
台湾で働いていたころのスタッフに連絡して、女子の好みにあうお店や現在の状況などリサーチしてくれたりしながら、その後も何度もプランに修正を加えてくれた。持ち物リストも作ってくれた。さらに、出発が近づくと天気予報情報までも登場した。
その丁寧さと細やかさはよくわかっていたけれど、実際に旅が始まると彼のリーダーシップと判断力・決断力のすばらしさに何度も感激した。私たちの様子を気遣いながら行動を進めるだけでなく、次はどうしたいかと聞いて私たちの希望を尊重し、柔軟に対応してくれることにも恐れ入った。
ほれてしまうがな~、と言いそうになるほどだ。
ということで、隊長に率いられて、初めての地下鉄。これもカードをピッとするだけ。漢字っていいな、なんとなくわかる。
一回乗り換えて、最寄り駅に到着。
着いた!うん、これぞ夜市。
思わず記念撮影。
それでは写真の一部をご覧ください。
最後はデザート。
ちょっと歩いておすすめの豆花の店へ。
お腹いっぱいでホテルへ戻ったら、0:30だった。
長い一日。
本日の、台北での活動時間は約4時間。10,403歩。
「じゃあ、明日の朝はロビーに6:30集合」という隊長の声に、
思わず「え~?!」と叫んだ私の顔を見て
「あ…7:30にしようか」とプランを変更してくれた優しい隊長でした。
初日からこんなに充実していていいんだろうか、と思えた台北1日目が終わった。
MEMO)台湾の道路情報。
バイクがすごい。信号が変わると、何十台ものバイクがすごい勢いで飛び出して行く。車はそのあと。
歩行者用信号がわかりやすい。
ほとんどの信号機に、変わるまでの秒数が表示されている。なので、待つときもイライラしないし、変わりそうだったら一回待とうかと思える。
青信号で残り時間が少なくなったら、信号機の中の人が駆け足になるのがかわいい。
車の運転はなかなかに荒い。タクシーに乗って、何度か悲鳴をあげそうになった。
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