[クラスの晒し者]にはなりたくない心理をマネジメントに活かす

人へ指導する時は、「相手が嫌うやり方じゃなく、相手が悔しい思いをするやり方]でやると効果的。

どれだけテクノロジーが進化したとしても、現場で動く人間たちのモチベーションが低いと必ずオペレーション効率、タスク処理速度は落ちる。

では、モチベーションをさげさせたくない。
「やらなきゃいけないってわかってるんですが、モチベーションが上がらなくて、、」と新人社員から悪びれもせず言われたくない。

人がどのような時にモチベーションが上がるかを考える。

・想像するとワクワクするから
・欲望が湧くから
・承認要求が満たされるから

正のエネルギー=モチベーション
というイメージがつきやすい。

しかし、だからと言って負のエネルギーをモチベーションに変換できない訳ではないと思う。

クラスの晒し者は嫌だ。恥ずかしい、悔しい、だから晒し者にならないようには気をつけなきゃいけない。この感情は負のエネルギーです。

考えてみる。クラスで晒し者になりたくない場合、基本的に以下のことを気にするようになる。

・人と合わせた言動ができているか
(例)カースト上女の趣味を真似る

・人と最低限のコミュニケーションをとれているか
(例)カースト上女の周辺か、そのカースト上女はアホらしいとすかしてる女軍団になるべく入れるよう気をつける

・与えられた課題において及第点をとれているか
(例)いつも忘れ物するクラスメイトは、特別なコミュ力等が無ければ基本バカにされる

これを仕事に置き換えてみると分かりやすい。

社内で適度にコミュニケーション取れ、
与えたタスクも最低限はこなすし、
みんなが守っているルールはなるべく守ろうとする

モチベ維持を一定で保ちたいなら[クラスの晒し者にはなりたくない]心理を使うと管理しやすいかと思う。

間違えてはいけないのは[いじめ]の構図にだけやっていないか絶対に考える。

上司は「君のためを思って言ってるんだよ」と本気で叱責したりする。その時、部下は「話長いし、うざい」としか思っていない。
人前で先生に怒鳴られたら、逆ギレかますヤンキーのような心理は大なり小なり全員持ってる。

結論。
モチベを効果的に維持するのは
・想像するとワクワクするから
・欲望が湧くから
・承認要求が満たされるから
・クラスの晒し者になりたくないから

の4点のみと考える。それにより、こちらの指導も変わってくる。

【ミスをした社員に指摘する構図】

(×)前も言ったけどこれはあーしてこーするんだよ。何回言ったらわかるの?

(○)〇〇さん、これって間違えたの?そっか(気持ち残念そうな表情)、、次からは気をつけてね

これだけで人は、「こんなこともできないヤツと思われたくない」みたいな感じです、晒し者にはなりたくないからモチベを上げてミスを減らそうとする

それを見つけて褒めてあげると一番いい。

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