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おまるのこと、その③

今まで(おまるのこと、その① / おまるのこと、その②)も書いたが、成果があってもなくても、まあいいかぐらいの気持ちでゆるーく始めたことなので、いろいろと大目に見て「こんなやり方もあるんだな~」くらいの感じで読んでもらえるとうれしいです。「おまるやってみたい!」と思った人に少しでも参考になりますように。

実際、おまるって最高よ

さて、野田琺瑯のステキなおまるが到着して2ヵ月が過ぎました。今回は「実際、おまるってどうやってるの?」ということを書いてみます。

①下準備をする。

おまるは、なんの変哲もない琺瑯の容器。我が子のサイズだとまだ直接座らせようとすると、お尻がすっぽりはまってしまうので両手で抱えている。ゆえに今のところ我が子のお尻や太ももが直接、琺瑯に触れることはほとんどないけど、琺瑯容器は容赦なく冷たいので、まずはカバーを購入してセットします。

これがそのままの状態。それと我が子のかわいい足
これがカバー装着時、もう一つのカバーはチェック柄

琺瑯なので汚れはつきずらく、洗えば簡単に落ちるとはいえ、あらかじめ、おまるの底にティッシュをセットしておけば、そのまま引っ張り上げてトイレに流せます。トイレに流せるティッシュを使いましょう。我が家は3枚セットしていますが、おしっこが多いと全て濡れてしまったり、持ち上げようとすると破れてしまう場合もあります。

綺麗に3枚ずらしてセットしたい。それとわんぱくな足
スポっと

そこまでおまるの準備をしたら、我が子の合図、予想の時間を心待ちにして、すぐに手を伸ばせるところに鎮座させておきましょう。

さりげなく、おまる

②合図があったら(時間がきたら)迅速に動く。

赤ちゃんの合図は、時間を掛けて観察して解析してください。我が子の場合は、1~2ヵ月の頃はだいたい「うーーーん」唸って半泣きになっていたのでわかりやすかったんですが、3ヵ月頃からそれは少なくなりました。しかし、それに代わり、最近は『遊んでいても急に笑わなくなる』だけにとどまらず『遊んでいる最中に急に「きゃーん!」と一瞬だけ泣く』など、もはや『お知らせ』と呼んでも差し支えない行動を取ってくれることもあります。『お知らせ』を受けてキャッチした時の喜びと一体感といったら、ものすごい感動です。現在は、なんとなく時間が定まってきたので、そろそろかなーというオムツ替えタイミングで一旦、おまるに乗せてみることもあります。

・・・とか言ってる場合ではなかった。合図を感じたら、迷わず動きましょう。「トイレかな?」「どう思う?」「どうかなー」とかぐずぐずしていると、赤ちゃんはすぐに我慢の限界を超えてしまいます。このオムツに手をかけんばかりのタイミングでファンファーレが盛大に鳴り響いてしまったときの後悔たるや…悔やんでも悔やみきれません(5分で忘れる)。速やかにオムツを外します。この際、合図が実際に合図だった場合、開放感と共に噴射する可能性があるので、テープを外し、オムツを開いた状態で3秒待ち、何も起こらなかった場合、おしりを拭きます。

ついにオムツを完全に外します。この瞬間から、おまるにセットするまで「うんちをしたい赤ちゃんがおしり丸出し」という超デンジャラスなタイミングです。もしも急に「うーーーん」とか力んできたら「我が子さーん、落ち着てくださーい」「意識をしっかりー」「もう少しですよー」と妊婦に掛けるような声を掛けてあげましょう。寝かせている状態でオムツを外してから、おまるセットのポジションまでをいかにスムーズに移行するか、練習しておくと良いでしょう。この際、肌着が長い場合は「裾の巻き込み確認」を忘れないように。お尻と一緒に抱えたり、おまるの中に肌着の裾がインしていると悲劇が起こります。

③あとは待つばかり

さて、セットが完了しました。どうですか?赤ちゃんは何かもよおしている様子ですか?我が子の場合、唸る代わりに、足の指がモジモジうねうねします。超かわいいですね。「うんうんうん」「しーしー」などの言って穏やかな気持ちで待ちましょう。

もじもじ

そうこうしていると、快音が鳴り響き、かぐわしい香りが立ちます。おめでとうございます。キャッチ完了です。ティッシュを敷いている場合、おしっこの音はほとんど聞こえません。どこが終わりか?というのは、よくわかりません。我が子の場合「もう終わったかな~」「もう今回は出ないかな~」などの終わりを告げるセリフを聞かせると、えい!っと出してくるのがお約束です。朝は起きたらすぐに必ず一度、うんちをしますが、この際は必ず2回出るのも通例です。そんなことも、何度か繰り返すとわかってきます。

「もう終わったかな~?」「えいっ!」

おしっこしか出なかったとしても、キャッチできればその分、我が子は快適なわけで大成功です。感謝の意を存分に伝えましょう。「出たね!」「すごいね!」「偉過ぎる!」「ありがとう!」「天才か!」そして、そんなことを伝えながら、我が子を小脇に抱えてお尻を拭きます。この時、一人だと身動きが取れないので、おしり拭きは手の届く範囲にあらかじめ置いておきましょう。拭くと驚くはずです。「え?ほんとに出た?」レベルです。それまでオムツの中で炸裂して、もぞもぞ動き回った挙句の状態を見てきた我々にとって、それは衝撃でした。この爽快感、是非味わってもらいたい。

ああ~これでゆっくり遊べるわ〜

④事後処理

お尻がキレイになったら、我が子を横に寝かせてオムツをセットします。この時はすでに「トイレを終えて最高スッキリ」なので、慌てる必要はありません。優しい笑みさえ浮かべつつ、オムツをセットしましょう。

これで我が子は安泰です。では、片づける前に中身を確認してみましょう。健康状態チェック。横に居れば、もちろん彼女にもチェックしてもらいます。量、状態、色など、いつもと違えば原因を考えたりします。「いつも朝は2回なのに、1回しか出なかった」みたいな気づきから「おっぱい飲んだら、もう一回出るかもな」とか予想を立てて情報共有しておくと、次回のキャッチにつながります。

では、おまるを洗いましょう。我が家では水に流せるティッシュをセットしているので、それごとトイレに流してしまいます。べちゃべちゃになっていなければ、端っこをつまんで持ち上げてポイっとしています。無理な場合は、少し水を入れて一気にじゃばーっと流します。流せばほぼキレイになりますが、一応洗剤をスプレーして、水ですすいだら、トイレットペーパーで拭いて完了。

最後に次回に備えて、カバーとティッシュをセットしたら、元の位置に戻して終了です。

おつかれさまでした。

いつもキレイにありがとね~~

と、我が家ではこんな感じでおまるを楽しんでいます。おむつでしてしまうことも、もちろん日常茶飯事だし、オムツを外した瞬間に噴射したこともあります。でも、おおらかな気持ちで、繰り返していたら、我が子は何も言わずとも教えてくれる(こともある)ようになったし、おまるにセットしたら「とりあえず、踏ん張って何か出してみようかな」と察してくれている様子です。これから、寝返り、ハイハイが出来るようになると、遊ぶ範囲が広くなって、興味が溢れ出して、楽しくておまるに座ってられなくなる時期も来るそうです。保育園に通い出したら、そこで対応してくれるのか?という問題もあったりします。でも、単純に成功したら楽しいし、我が子を褒めちぎって、笑い合えます。そしておしりはピカピカです。

太陽の下だと眩しくて目が線になる我が子
そうそう、日陰にしといてよね~

「おまるのこと、その④」は、またしばらくしてから書いてみようと思います。ビバおまる!

最近、おすわり練習が好きなんだよ~


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